【感想・ネタバレ】異界の姫巫女はパティシエールのレビュー

まりの / ゆき 哉

パティシエールを目指して製菓学校に通っているエミ。けれどある日、憧れのパティシエの実演会へ行く途中、いきなり異世界にトリップしてしまった!? さらには、獣に襲われそうになって絶体絶命のピンチ！ ――とそこで彼女を助けてくれたのは、イケメンの騎士様だった。そのお礼にお菓子を作ったところ、彼は大喜び。おいしいお菓子の評判は、瞬く間に広がっていったのだが……。ひょんなことから、そのお菓子に不思議な力が宿っていると判明。それを食べると、異世界の人たちを困らせる『悪霊』を浄化させることができるのだ！ 気付くとエミは、「浄化の姫巫女」として担ぎ上げられてしまい――？

[ブクログ · ★★★☆☆]

パティシエールの卵のエミはいきなり異界へ。美男の騎士に危ない所を助けられ王城へ。そこで作った菓子が浄化の力を持つことが分かり、伝説の浄化の姫巫女になってしまう。異界に蔓延る悪霊を浄化して回るが、その親玉がいることが分かる。甘いもの好きだが無表情の騎士や魔法使いのサレや騎士団の騎士たちとのやり取りがなかなか楽しいし、ちょっとじんとさせるよ。