あらすじ
警察ほどおもしろい組織はない――三〇万人もの警察職員はどのような仕事をしているのか? 刑事とはどんな人か? 警察手帳の中身は? ドラマとの違いは何? そもそも警察官になるには? 待遇や昇進の条件は? 警察庁とは何か? キャリアとノンキャリアの関係は? 警察キャリア出身の作家だからこそここまで書けた、徹底的にリアルな巨大組織の掟と人間学。
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警察官白書とともに・・・
「警察官白書」が新聞で案内されていたので、読んでいた。その後、古野さんの著作を見ると、この「警察手帳」があったので、引き続き、読むことにした。身近にいる警察官の苦労や組織における苦労などが、この「警察手帳」においても著者の警察組織人としての体験に基づいたものなので、警察組織がわかってくる。タイトルは「警察手帳」だが、最初の部分は「警察手帳」の話だが、本自体の内容は「警察組織」についての詳細だ。「警察官白書」は「警察官個人に関すること」、この本は「警察組織」の話だ。ちょっとタイトルだけでは判断できなかったが、読んでおきたい本だ。