【感想・ネタバレ】花咲く明日【コミックス版】のレビュー

美和

もしもまだ、俺の中の花が枯れていないなら― 何にもやりがいを見出せず街をふらつきセフレのマサトと遊ぶ日々の勇太だったが、ある日花屋の高見に一目惚れ。何度も通いようやく初めての食事に出て上機嫌となった帰り道、勇太は「仕事」で年上の男とラブホテルへ入るところを高見に見られてしまい…？ そしてそんな２人を見守るマサト、３人それぞれの選ぶ道とは――。

[ブクログ · ★★★★★]

うっかり番外編の方から読んでしまったのでいやこの人たちどういう関係なのよと思ったけど本編を読んでさらに混乱したという。一般的に名前のついた関係に当てはめようとするとわけが分からなくなってしまうのだけど、やらない方法もあったのかと後になって気づいてるの笑った。でもどうかな、そこで抱いちゃうような悪い人だったから救われたってとこもあるんじゃないかな。マトモな感覚を押しつければいいってもんじゃない。
ちょっと長い話、ちょっと厚い本なのだけど、こっそり座右に置いておきたい作品。

[ブクログ · ★★★★☆]

体を売るしか能も価値もないと言う家出少年と、元ヤン花屋の話。聖人がイケメンすぎて…！正直、番外編が自分的ハイライトでした( ˘ω˘ )幸せになってほしい…。

[ブクログ · ★★★☆☆]

自分は体を売るしか能がないというトラウマ持ちの勇太と元ヤンの花屋・高見。勇太を拾いセフレをしつつも気にかけているマサト。三角関係？と思ったが勇太くん結構なクセ者でしたｗ勇太に振り回される大人二人。高見が太陽でマサトが月のようだな・・・。途中核心を避けたセリフなどが多かったため私には少しわかりにくい部分もあってすこし置いてきぼりになりましたが、この不思議な三人の関係の描かれ方はとても好きです。