【感想・ネタバレ】忍者の末裔 江戸城に勤めた伊賀者たちのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

伊賀者の子孫に受け継がれた『松下家文書』に基づき、御家人の実態を詳細に読み解いています。

伊賀、旗本、御家人など、よく耳にはしていても実態はそこまで
詳しくは知らなかったので、非常に興味深く読みました。

一般的にそもそも忍者の実態やイメージは誤解されがちなので、
誤解したイメージで読むと多分期待とは違う内容だと思いますが
歴史好きな方は読んで損はないと思います。

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2019年05月31日

Posted by ブクログ

戦国の世にあって、様々な術策を用い戦場を駆け巡り、また、ある時は敵の大名を調略するなど、大きな役割を果たした忍者。
それは、後世の創作物ではなく、実際に存在した集団であった。
しかも、戦国の世が終わり徳川時代に入っても、家康に従い、あるいは各国諸大名に使える形で忍者は生き残った。
その実際の忍者、伊賀者の末裔の家から出てきた古文書を元に、主に徳川時代の伊賀者の姿、ひいては下級武士の禄、家柄、仕事の内容。さらに、伊賀者という名称が、役職ともなり、伊賀出身以外のものが伊賀者という役職に就くこともあった。
販売を意識したせいか、好事家向けのタイトルになっているが、江戸時代の下級武士の暮らしを学ぶには良い本だと思います。

1
2017年04月03日

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