【感想・ネタバレ】九年目の魔法のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

☆42011年8月3日
2度目。「ハウル」を読み、気になったので実家から持って来ました。それでも、読んでなかったのですが、先日「バビロン」を読み、やっぱり気になり、2度目。ちょっとスロースターターな作品の巻がある本作ですが、じわじわきて、気がつくと後半は、途中でやめられなくなります。ファンタジーといっても、他の方も言ってる様に、これはやっぱり「ラブストーリー」かなと思います。べたべたじゃないし、あからさまじゃないけど、幼い子供から大人へ(といっても、青春真っ只中な年齢までですが)と軽やかに、鮮やかに、爽やかに成長していく一人の女の子の恋物語。相手が、ちょっと不思議な環境にいる人。最後は、ちょっとわかりにくいと、私も思います。明快、すっきりじゃないんだけど、それでも、きちんと終わっているかな。もちろん、それ以外のことは、謎だらけだと思いますが。ただ、これらは、私が、鍵となる詩や本を読んでいないから分からないだけなのかも。
ちょっと、最後がとは言いながらも、妙に心に残った一冊。2度読んで、前回よりも、もっと好きになったような気がします。その理由の一つは、おばあちゃん!とそのおばあちゃんによる名言のせいなのは絶対!

蛇足。ちょっと訳で迷うところがありました。アメリカとイギリスの英語の使い方って、やっぱり違うんですね。

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2011年12月14日

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