あらすじ
なぜ、読んだ人の9割が涙したのか?
100万部を突破した感動の物語が、いまよみがえる!
京セラ名誉会長 稲盛和夫氏推薦!
「人生とは自分の心を映し出す“鏡”である、
というこのメッセージは、多くの人を勇気づけるだろう」
いじめにあう息子に心を痛める主婦・栄子が、
あるコンサルタントから「鏡の法則」というゴールデンルールを教わります。
その実践によって、長年関係が悪化していた父親との劇的な和解、
そして息子のいじめの問題の解消、さらにはすべての幸せに通じる秘訣を手に入れます。
「久々に号泣しました」
「心から親に感謝できました」
「いままでゆるせなかった人をゆるせました」
大反響を巻き起こし、ミリオンセラーになった
『鏡の法則』が10年たったいま、よみがえりました。
いまの時代にこそ、多くの方々に読んでいただきたい物語です。
解説は、前作で反響があった親子関係の問題について大幅に加筆修正しています。
完全版としてふさわしい1冊にパワーアップしました。
*目次より
◎鏡の法則
◎あなたの人生に幸せをもたらす解説とあとがき
・感動だけでは終らないために
・人生は自分の心を映し出す鏡
・困難な問題が教えてくれるメッセージ
・ゆるすとはどうすることなのか?
・ゆるす前にやるべきこと
・親との間に境界線を引けない人たち
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前半が物語(実話を基にしたフィクション)、後半が解説という構成です。
私は毒親育ち(過干渉&モラハラ親)ですが、この手の本を読むとだいたい「相手を許して自分が自由になる」ために「相手にそれを伝える」ことがセットで出てくるので、毎度辟易していました。
この本では物語部分で親に感謝を伝えるエピソードが出てくるものの、解説部分では「必ずしもそうしなくてよい」「自分の相手への執着をなくすことが大事」と説いてくれていたのが私にとっては救いでした。
毒親と会わなくなり10年経ちますが、自分の子どもを相手にする時、いまだに親との関係が顔を出すことがあると感じます。この本のワークを実践して、自分の中で親を許しきりたいなと思います。
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「ゆるす」とは、過去の出来事へのとらわれを手放し、相手を責めることをやめ、今この瞬間のやすらぎを選択すること(p.78)
何よりも大切なのは、あなたの内面においてゆるしを完了し、あなた自身を相手への執着から解放すること(p.125)
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Posted by ブクログ
1時間ほどで読み切れるボリュームでしたが、その分シンプルにメッセージが伝わりました。父と娘のエピソードには思わず涙しました。
家庭であれば妻や子供、会社なら部下に対して、100%信頼・感謝・尊敬の気持ちで接する。相手は自分の写し鏡なので、まずは自分の向き合い方を健全にする事で、相手の振る舞いや相手との関係性も健全になるという考え方がストーリー形式でスッと落とし込めました。
また、相手に対する考え方のベースに、信頼・感謝・尊敬の気持ちを持つことも、考えてみれば当たり前に良いことですが、出来ていないことにも気づかせてくれました。
子供に対して心配なあまり過干渉になってしまうのが親というものですが、特に「信頼」するという行為がどれだけ子供にとっての心理的安全性に繋がるか?という事は知識としては分かっていても渦中にいると見失いがちです。自分も思い当たる節があったので、子供に対して何かアプローチする前に、ベースに「信頼」「感謝」「尊敬」の念があるか?という事を問いかけながら接していこうと思えました。
色々な人に読んでほしい一冊です。
Posted by ブクログ
最初のストーリーは何となく分かるけど、深くは理解できない…といった感じだった。
解説編を読み進めていく中で、最後の「ゆるすための8つのステップ」がとても良かった。
バカにしないでぜひ実際にやってみて欲しい。
私は仕事関係で許せなかったことがずっと引っ掛かっていたが、とても楽になった。
前に進めて、これから素敵な未来が開けていくとまで思えた。
分厚い本ではないので、読みやすい点もおすすめである。
物語部分は感動して涙が出た。
でも、『私には当てはまらない気がするな』、
と思いながら読み進めていくと解説の部分で、私の問題に気づくことになった。
自分でもビックリしている。
実践してみて、その人を許すことができたらいいなと思っている。
Posted by ブクログ
前半は、実話にもとづいた1つの事例。
後半は、「鏡の法則」をしっかり理解てきるように説明がされている。「人生は自分の心を映し出す鏡」という考え方になるほどな、と思った。そこで自分の心を見つめ直して気付き+行動や伝達することにより、今の目の前の苦境から脱出する手がかりとなる…ちょっと半信半疑ではありますが著者にはそういった事例が積み重なって確信となっているのだろう。
後半の後半は、親との関係について詳しく述べられていました。親のコントロールから逃れるために、距離をとることや、期待を裏切ることで境界線をひく。それは、今までコントロールを受け入れてきた人にとっては罪悪感を伴うものだから、それを感じる覚悟をもって、自分の幸せのために境界線をひく。そして、「ゆるす」こと。ただ、どうしても許すことができない時は、それをできない自分を責めないで、とも。無理しないことって大事だなと思う。
Posted by ブクログ
現実は自分の心を写す鏡
自分が誰かを責めていると、自分も苦しむ
困難な問題が自分の内面を教えてくれる
感謝だけでなく、尊敬する
原因を追求するのではなく、苦しさを理解することが尊敬の第一歩
Posted by ブクログ
本というのは本当に不思議なもので、読まないといけない時に、読むべき本が自然と手元に巡ってくるようだ。何年か前に読んだこの物語も、読んだことを忘れていながら再び手に取った。セレンディピティ。そしてあの時も感動したのに、また再び感動することとなる。1回目に読んだときには感動しておきながらあまりピンと来ていなかった部分があったが、今改めてきちんと自分のものとして腑に落とすことができたように思う。このタイミングで読めてよかった。
・人生において困難な問題に直面した時、その問題をMessengerとして捉えることができます。自分の心の中を見つめ直す必要がある、と言うことを教えてくれるMessengerです。
・人生で起こるどんな問題も、何か大切なことを気づかせてくれるために起きます。そして、あなたに解決できない問題は決して起きません。あなたの人生に起きる問題は、あなたに解決する力があり、そしてその解決を通してより幸せな人生を築いていけるから起きるのです。
・許すための8つのステップ
ステップ1
相手との間に境界線を引く
ステップ2
感情を吐き出す
ステップ3
行為の動機を探る
許せないと思った相手の好意を紙に書き出し、その動機を想像して書き出してみる。人間の行為の動機は、大きく分けると2種類です。靴を避けたいか、喜びを味わいたいか、です。相手はどんな苦痛を避けたくて、その行為をしたのか。あるいはどんな喜びを味わいたくて、その行為をしたのか。
相手の好意を、相手の未熟さや、不器用さや弱さとして理解してあげること。
ステップ4
感謝できることを書き出す
ステップ5
感謝の言葉を復唱する
ステップ6
謝りたいことを書き出す
ステップ7
学んだことを書き出す
「その人とどのように接すればよかったのか?」
「今後その人のような人が自分の目の前に現れたら、どのように接すると良いか?」
ステップ8
宣言する
・〇〇さん、私は私自身の自由のために、あなたを許します
・〇〇さん、私は私自身の幸せのために、あなたを許します
、〇〇さん、私は私自身の安らぎのために、あなたを許します
許すことをあなたはすることで、被害者であり続けることをやめ、自分の人生の責任を自分の手に取り戻せるのです。
心の中で不満ばかり抱いていると、その心を映し出すように、ますます不満をいたくなるような人生になってきます。私たちの人生における現実は、まるで鏡のように、私たちの心を映し出しているのです。心の中で誰かを強く責め続けて生きていると、自分もまた責められる経験を繰り返すことになりますし、他の人の幸せを喜ぶような気持ちで生きていると、自分もまた幸せな出来事に恵まれます。このように人生においては、自分の心の波長にあった出来事が起きてくるわけです。
自らの人生に起きていることを見ることによって、自分の心の有り様を推察することができ、それによって自らを変えるためのヒントを探っていけるわけです。
Posted by ブクログ
子供のいじめと親子の不和がコンサルによって解消された話と、その解説
簡単に読め、またある種スピっぽい雰囲気もあるが、考えさせられる内容
鏡の法則そのものより、親子関係の問題についての解説が詳しい
「私たちの人生の現実は、私たちの心を映し出す鏡である」という、現在の問題から、自分の心のありようを推察して、自分を変えるヒントを探すことができる
ゆるすことで、過去から解放されてやすらぎと精神的な自由を手に入れることができる
過保護過干渉の親からは、境界線を引き安全を確保して、感情を吐き出す
過干渉してしまう親は、不完全で未熟であるを認め、不安あることを自己受容してその対策を講じる
Posted by ブクログ
人生で起きるどんな問題も、何か大切なことを気づかせてくれるために起きます。そして、あなたに解決できない問題はけっして起きません。
あなたの人生に起きる問題は、あなたに解決する力があり、そしてその解決を通してより幸せな人生を築いていけるから起きるのです。というフレーズが心に残った。
Posted by ブクログ
「自分の人生の現実は、自分の心を映し出した鏡」という考えは、とてもしっくりくる。外の世界を変えるには、自分の内側から変わる必要があると実感した。
Posted by ブクログ
30過ぎて初めてちゃんと読書しました。
なんだか本って面白いなと思い、
読書もっとしたいと意欲が湧いてきました。
人生は結果
全てにおいて感謝の気持ちを忘れない
この2つストンと心に入ってきたので今後大事にしていこうと思っています。
Posted by ブクログ
人生は鏡であるという考え。何か問題が起きた場合、原因は心にある。自分の心のありように気づけたなら、自分を変えるためのきっかけになる。
Posted by ブクログ
もし、「人生うまくいかないなぁ。」と感じたり
「許せない!と思う人がいる。」なら読んでほしい。
特に、反抗期の延長線のまま親元を離れた大学生や社会人には確実に刺さる。
Posted by ブクログ
確かな起きることには何かしら意味がある
よく聞くけどすごく腑に落ちた言葉でした
現実は心の鏡少し意識してみようと思います。
感謝の心大切ですね
確かに少しうるっときました
Posted by ブクログ
軽めの自己啓発本。
言霊を信じるタイプで、本で書かれてる内容を元々信じてたからなのか、そんなに刺さらなかった。親子関係も人間関係も良好だから泣くタイミングどこにもなかった。
ただ、最近祖父母の介護で父親にイラつくタイミングとか、許せないこととかが増えてきた気もするから、日頃から感謝の気持ちを持って接しよう。そういう意識がないとなかなか感謝し忘れちゃうからね。
このタイミングで、ゆるすための8つのステップ、騙されたと思ってやってみようかな。
Posted by ブクログ
読みやすさ★★★★☆
誰かにあげたくなる★★★☆☆
ためになる★★★☆☆
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1時間ほど読み切ることができるので、読書を普段あまりしない人でも手を伸ばしやすい本だと思いました。
前半は実話に基づいたストーリーで、後半は解説。ストーリーも解説もとても良かったけど自分がひねくれているせいか、ところどころがなんだか宗教っぽいな……こんな綺麗に上手くにいくかな……という気持ちがちらちら見え隠れしてしまい、本の帯にあった「なぜ、読んだ人の9割が涙したのか?」とは無縁の読書になってしまった。没入が上手くできなかったので、時間を置いていつかまた再読したいなと思いました。
Posted by ブクログ
初めのストーリーを読んで、「言いたいことはわかるけど、そうは言っても私はそんな簡単に許すことはできない!」と思い、解説編を読むまでに時間が空いてしまいました。
しかし、もやもやした気持ちを抱きながらも読み進めていくと、「ゆるす」という意味が、通常使われるであろう意味ではないことがわかりました。
そして、この本で使われている、「ゆるす」という言葉の意味を理解したとき、心がすーっと楽になり、自分の心が救われたと感じました。
以下、本文より抜粋
「ゆるす」というのは、相手の行為をよしとすることでもなければ、大目に見ることでもありません。また、「相手が悪い」と思いながら、我慢することでもありません。
「ゆるす」とは、過去の出来事へのとらわれを手放し、相手を責めることをやめ、今この瞬間のやすらぎを選択することです。
Posted by ブクログ
宗教の話ではない、というけれど、
どうしても宗教じみた感じがしてしまう。
おそらく、この感情は実際体験するまで消えないだろう。
常日頃から考えているのが
「ゆるす」(本書でこう使われているので漢字表記を避けようと思う)
というのは本当はどういうことなのだろうか、ということだ。
小さい頃なら「ごめんね」「いいよ」で済んだ話が、
年齢を重ねるごとに複雑になっていく。
何なら、もう二度と会わない、会えない相手だっている。
その人を「ゆるす」というのはどういうことなのか。
嫌な出来事を経験したとして、その人にもう会わなければ
必然的に頭の中からだんだんと消えていく。
私はそういう時「もうどうでもいいかな」と感じる瞬間があるのだが、
それは「ゆるす」というのとはまた違うと思っている。
だって実際、その人に会った時、もう前の感情にはなれていない。
ただ、もうどうでもいい人になっただけ。
本の終わりの方に「ゆるす」ための8ステップが書かれている。
相手は亡くなった人でも良い、と書かれていたが、
亡くなった相手には伝えることはできない。
そこについては言及されていなかったが、
心の中で思うだけでいいのだろうか。
まぁダメ元でやってみようかな、位には思えた。
自分にどんな感情が生まれるのかは、まだわからない。
もし劇的な変化が生まれたら、追記しようと思う。
Posted by ブクログ
読んでて涙が出てきた。
人生は自分の心を映し出す鏡。
親との関係性が、人間関係にかなり影響を与えてるんだなと実感した。
父に対して、昔はかなり苦手意識があった。
本書に書いてあるとおり、父に対する感情を文字に書いて吐き出してみた後、感謝していること、謝ることを書き出した。
昔の父は厳しくて教育熱心で、言うことを聞かないと怖いイメージしかなくて、甘えることもできずに苦手だった。心の中で父に反発して、大人になるまでずっと心を閉ざしていた。
だが、父は父なりに厳しくすることで、大人になって困ってほしくないという愛情があったのかなと気づけた。そしたら、胸の奥がスっと楽になった。
Posted by ブクログ
いじめにあう息子に心を痛める主婦・栄子が、
あるコンサルタントから「鏡の法則」というゴールデンルールを教わります。
その実践によって、長年関係が悪化していた父親との劇的な和解、そして息子のいじめの問題の解消、さらにはすべての幸せに通じる秘訣を手に入れます。
なぜ、読んだ人の9割が涙したのか?
100万部を突破した感動の物語が、いまよみがえる!
「鏡の法則」とは、「現実に起きる出来事は、ひとつの「結果」です。「結果」には必ず「原因」があり、その原因はあなたの心の中にあるのです。つまり、あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡だと思ってもらうと良いと思います」。
「必然の法則」とは、「人生で起こるどんな問題も、何か大切なことを気づかせてくれるために起こるんです。つまり、偶然起こるのではなく起こるべくして起こるんです。ということは、自分に解決できない問題は決して起こらないのです」。
ただ、この法則は作者のオリジナルではなくて、イギリスの作家が書いた1冊の自己啓発本が源流なのです。
その本とは、イギリス人作家のジェームズ・アレンが約100年前に書いた『As a Man Thinketh (邦訳『原因と結果の法則』)』です。
「鏡の法則」「必然の法則」は、心理学のセオリーではなくてむしろスピリチュアルなもの。
そして「鏡の法則」は、自己啓発セミナーやカルト宗教の勧誘洗脳に使われている。
そして作者が、高い地位にいるネットワークビジネス会社アムウェイでの自己啓発セミナーや勧誘セミナーに「鏡の法則」は使われている。
「鏡の法則」を盲信するのは危ういし、「自己の心を反映している」とはいえない理不尽な出来事や天災には「鏡の法則」は役に立たない。
ただし、心理学的に正しい部分もあり、それは相手に対する憎しみや恨みを手放すことで自己の思考をポジティブに転換する「許し」や2つ目に、『鏡の法則』を学ぶと、「投影」に気がついて心が楽になる、という効果もあります。「投影」とは何かというと、「自分の考え方を、他人にうつし出すこと」で、「確執のある父を投影して似たような人との関係が上手くいかない」などの「投影」に気がついて改善するという有効な法則もある。
「鏡の法則」を盲信するのはアムウェイの被害者になるので、自分に役立つものを冷静に応用するのがいいかな。
Posted by ブクログ
サクッと読めるお話。みんなが持っているいる問題で、木を見ず森をみる事を教えてくれる。なぜこの本を自分が選んだのか必然でありメッセージと考えると鏡の法則なのかなと。
Posted by ブクログ
まぁまぁかな。
上手くいかない原因が他にある事もある。
私の場合はママを許す事?
①許せない人は誰か
②その人への感情を吐き出す
③その人の行動の動機を探る
→その人の不器用さや弱さ
④その人への感謝を書き出す
⑤言葉の力を使う
→許す!と宣言する
→ありがとうと言う、声に出す
⑥謝りたいことは?
⑦その人との関係で何を学んだか
⑧許しました、と宣言
Posted by ブクログ
前半は泣けた
鏡の法則とは、人は自分を映し出す鏡
後半は理論的な内容
書いてることはいいことだし、感謝も必要
だがいかんせん、頭に入ってこない
今は通りすがりの内容なのだろう
Posted by ブクログ
心は動いたし涙も出た。
お話として聞くといいお話。
自分ごととして考えて、妄信しそうにもなった。
そうだなって思う部分と、ん?ちょっと言い過ぎじゃないって部分が交互にやってきた。
ページ数の関係か、展開が早すぎたのと途中の悪循環が変わっていくストーリーの説明がなさすぎたので飛躍しているようにも感じた。
ただエッセンスとしては自分にも臨床にも活かせるところはあると思った。
Posted by ブクログ
自分の生育環境が人格形成などの基本となっていることがほとんどなので、根本にある問題に直視して許し、感謝をする。次に現在の人間関係での問題についても同様に取り組むと現状が良くなる。
Posted by ブクログ
なるほど、と思うと同時に私はやっぱりまだ父を許そうとも許したいとも思えていないことに気づく。
これが被害者でいたいからという気持ちからとわかっていても、そんな簡単に受け入れられない。
いつまで自己受容を続ければいいのかわからないけど、どうしても今はできない。
受け入れることは、自分を責めることに繋がってしまいそう。
良い話だが。。。
法則自体には大いに賛成する。
しかし、子供へのイジメが急に無くなった箇所が突発的過ぎて、その後の話が入りづらくなってしまった。