【感想・ネタバレ】室長と猫のレビュー

越智千文

榊室長に呼び出された。この上司は仕事が出来るクールな男。何かミスをしたかと焦ったが、彼はこう言った。「実は私は今、少々面倒なことになっていてね…」常になく歯切れの悪い室長の言葉に疑問を抱きつつ、彼の家に連れられていくと――そこには…。3匹の猫に振り回される室長と、その部下・篠田。カタブツ上司の手懐け方。

[ブクログ · ★★★☆☆]

攻め：部下・篠田恵一
受け：室長・榊


猫大好きな理由で彼女に振られた篠田はある日いきなり室長の榊に呼び出される。実は子猫を拾ったもののその飼育方法が分からずに篠田に教えてほしいと。
ほとんど接点がなくむしろ苦手だった室長の自宅に頻繁に出入りするようになり、猫達だけでなく室長が可愛くなってきた篠田は…。


越智先生は作家買いする先生です。
今回は猫ちゃん達が可愛かったｗ 実際ご自分でも飼っていらっしゃるので猫描写が絶妙。
さあ口説こう！という時に猫ちゃんに脚を噛まれてトーンダウンするところとか、正にそんな感じで分かる、分かる、な心境で読みました。

当て馬に元カノが出てくるけど掘り下げて２巻物にしてくれたら良かったのに。
１巻で纏めようとするとどうしても気持ちの部分の書き込みが不足するね。

エチは少なめ。