【感想・ネタバレ】10秒の壁――「人類最速」をめぐる百年の物語のレビュー

あらすじ

陸上競技100m。かつて、この種目で「10秒」を突破することは世界中の夢であり目標だった。では、10秒の壁は、いかにして破られたのか。そこには、天才アスリートの出現、テクノロジーの進歩、競技環境の変化など、様々な要素が存在した。そして、時代背景に翻弄され、「記録」に残らなかった意外な事実も隠されている。本書は、一瞬の勝負の裏に潜む幾多のドラマを発掘するとともに、「人類最速」はどのレベルまで進化するのかを考察する。【目次】はじめに/第一章 壁に挑んだ男たち/第二章 壁を破った男たち/第三章 記録はどこまで伸びるのか/第四章 日本人にとっての「10秒の壁」/おわりに/表・100m世界記録の変遷/主要参考文献

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Posted by ブクログ

[ 内容 ]
陸上競技100m。
かつて、この種目で「10秒」を突破することは世界中の夢であり目標だった。
では、10秒の壁は、いかにして破られたのか。
そこには、天才アスリートの出現、テクノロジーの進歩、競技環境の変化など、様々な要素が存在した。
そして、時代背景に翻弄され、「記録」に残らなかった意外な事実も隠されている。
本書は、一瞬の勝負の裏に潜む幾多のドラマを発掘するとともに、この先、「人種最速」はどのレベルまで進化するのかを考察する。

[ 目次 ]
第1章 壁に挑んだ男たち(10秒3/5~10秒2/5の時代 10秒4~10秒3の時代 ほか)
第2章 壁を破った男たち(初の9秒台は「手動計時」だった 電動計時初の9秒台は、メキシコ五輪 ほか)
第3章 記録はどこまで伸びるのか(“流した”走りで9秒74 「風」と「フライング」の判定精度 ほか)
第4章 日本人にとっての「10秒の壁」(初めての10秒台は大正一四年 日本人唯一の「世界タイ記録」を達成した吉岡隆徳 ほか)

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2014年10月26日

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