あらすじ
神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。
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Posted by ブクログ
軽妙な文体でまるでコントでも見ている(読んでいる?)かのような気分になりました笑 故・坪井先生の葬儀に参加している人々によって彼がどんな人だったのかが語られていきますが、彼らの語る内容によって、読者がイメージする「坪井先生」が見事に変わっていきます。最初は神様のような善人として語られるも、実は殺人犯だったのではないかという疑惑が持ち上がり、最後には今までの会話を覆すかのどんでん返しが待ち受けています。人に対するイメージが、いかに他人の言葉だけで左右されるものなのかと思わされました笑
Posted by ブクログ
まさにタイトルにある通り『裏の顔』がポイントになったストーリー展開であり、後半は一気読みだった。
非常に読みやすい文体でテンポも良く、それぞれの人物像もリアリティがあると感じた。
結末にいたる展開も小説ならではであり、結末が分かる数ページ前の娘:晴美の行で「ん⁉誤植か?」と思わせつつ、それが伏線であり「なるほど!」としっかり感心させられた。
真犯人の動機にやや統一感がないような気もしないでもないが非常に巧く構成されている秀作であると感じた。
是非、他の作品も読んでみたくなった作家さんであった。
Posted by ブクログ
その人がどんな人なのか、表と裏、全てを知る人は本人しかいないだろう。一つの出来事を周りが悪いことと言えばムードは悪いことになりえる。人の思い込みは何の根拠もないところに成り立っているのだと恐怖すら感じた。SNSやメディアのコメントを鵜呑みにせず、日頃から自分で物事を考え俯瞰して判断できるようにしていきたいと感じた。面白い小説だった。
Posted by ブクログ
⭐︎3.5
坪井先生が亡くなった。
葬式で娘2人、斉木くん、ゴリラ先生、近所のおばさん、アパートに住む男と女
7人が体験した殺人?事件の犯人が坪井先生ではないかと話す。
本当は娘2人が春美と友美という二重人格で、妹の友美が殺しや事件に関わっていたらしい。
あっという間に読み終わったので、まぁまぁ面白かったんだと思う。
この賞は道尾秀介さんも審査員にいたらしいので、なるほどと思った。
Posted by ブクログ
横溝正史ミステリ大賞らしい
2014年って、11年も前の本なのね
めっちゃいい先生が実は…
というサイコパスな話かと思ったら
話が二転三転して、面白かった
色んな人の目線で語られるから
読みやすい
ラストは、なんとなく想像できたけど
それは最近のドラマにありがちな設定
だったからで…
11年前なら、もっとビックリできたかも?