【感想・ネタバレ】きみの背中ぼくの手のひらのレビュー

あらすじ

その声を聞くと、無条件に身体の力が抜ける。
その腕に抱かれると、無防備な子供のようになってしまう。
きみには、そういう人が、いる?
俺には、いるよ。

大手広告代理店で働く和泉東五は自身が同性愛者であることに対してコンプレックスを抱え、そのため恋愛に対しても積極的にはなれずにいた。
ある日、上司に連れられて訪れたイタリアンレストランでコックの花月宝と出会う。
コックコートの捲られた袖から出ている白い腕。一目で恋に落ちてしまう東五だが……

「どうしよう。出会ってしまった。
どうしよう。この、白い腕が、欲しい」

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Posted by ブクログ

ネタバレ

普段商業のBL小説はほとんど読まないのですが、書店に並んでるのを見た時、どうにも気になって何度も本の前を往復していました。

主人公は大手広告代理店のCM企画のホープ和泉東五。上司の時田に誘われて入ったイタリアンレストランでシェフの花月宝に出会います。東五は宝に一目ぼれしてしまいます。
そのあと小さなことをきっかけにして二人は急速に近づいていき、宝のアプローチで二人は結ばれます。
ゲイであることを隠して内心臆病に生きてきた東五は、独占欲に駆られながらも真綿でくるむような宝の愛に癒され、実は周りの人たちから愛されてきたということに気付き、ある決断をします。

いや、なんにせよ東五(26)がとてつもなく女子です(笑)
表に出す言葉は若いサラリーマンですが、心の中の言葉遣いはまるで女子です。
経験はそれなりにあるはずなのに、宝にビビッときただけで恋愛観が一気に少女漫画になります。
テイストとしてはかなり甘めではないでしょうか。東五が女性的思考回路の持ち主なのでこちらも「あー気持ちわかるーわかるわぁー!!!」とキュンキュンしながらストーリーを追うことができるのでこれはこれでオツです。むしろ甘いの大好きな私にとってはご褒美です本当にありがとうございます!!
あと個人的に八雲さんは東五さん愛しすぎだと思います。これもおいしい((・H・ )なでなでしてもらいたい。

文自体は作者がweb小説出身と聞いて納得できる文体という印象です。ネーミングセンスも(仮名)っぽいのにもちょっと違和感。東五ってコミケ?花月宝とはおめでたいなぁ…うん。他の人物もちょいちょいオタクのセンスで決めたような名前だったりするので、違和感を覚える人もいるかもしれませんがフルネーム表記はほぼないのでいいかなと。まぁ実在の人物とかぶってもアレなんでしょうね…。
誤植で吹きましたしね。

テイストとしては☆5ですが、文章量や価格も含め全体として☆3にしました。

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2015年02月22日

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