あらすじ
確定拠出年金に加入しているすべての人、待望の基本書!
2016年3月末時点で、企業型548万人、個人型25万人と、多くの人が加入し、毎月何万円ものお金を積み立てている確定拠出年金。
うまく利用すれば非常にお得な制度であるにもかかわらず、ベストな運用をしていなかったり、そもそも加入できるのにしていなかったりで、“もったいない”ことになっているのが現状です。
本書では“お金との賢い付き合い方を教えてくれる第一人者”である著者が、すべての人が最も得できる確定拠出年金の活用法を、実際の商品ラインナップの例も交えながら、シンプルかつロジカルに解説。
2017年から施行される改正法にも対応しています。
この本を手元に置いておけば、誰もがすぐに、確定拠出年金とのベストな付き合い方ができるようになります。
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Posted by ブクログ
この著者の本はどれもだいたい読みやすい。本が違っても著者の論旨は常に一貫しているので、数冊読めば事足りる。
この本は確定拠出年金に限定して書かれているため、資産管理・運用の全体像の中で確定拠出年金をどう捉えればいいかを述べたうえで、できる限り大きく最大限度額まで活用したほうがいいということと、あまり複雑に考えずにシンプルに運用するのがいい、ということが丁寧に説明されている。
投資イコール博打というイメージから、投資イコール責任ある将来設計、という考え方に脱却できたきっかけの一つがこの著者の別の本だったので、個人的には信頼して著作を読んでいる。著者自身、金融業界のど真ん中で働いている割に、ダメな金融商品については「検討の価値無し」と一刀両断する潔さがあるので、投資に迷っている人は参考にしてみると良いかと思う。
Posted by ブクログ
企業型確定拠出年金で運用をはじめて数年たったので、見直しのきっかけに。
とにかくジャンルの違う商品に分散すれば良いのかと思ってたらそんなことないのか。