感情タグBEST3
Posted by ブクログ
イギリスに行きたい。本当に行きたい。だから読んだ。
余計行きたくなった。
今フィリピンの英語学校に勤めている。
今「どうしてもここで働きたい」という日本人の男の子がインターンとして働いている。
「どうしてもここで働きたい」という熱意に折れて、普段雇わないインターンを承諾して今に至るわけだが、
その「どうしてもここにいたい」という理由が、
最近ここの学生の彼女ができたから。
ということが、雇われてから発覚。
別に、いいさ。仕事してくれるんならね。
でもさ、君を雇うべきかどうか、上の人に相談を受けたときに、上の人、「正直彼を雇うメリットなんでこちらとしてはどこにもない。でも、どうしても働きたいって言ってるから、こっちも何か彼が頑張れるような仕事を一緒に考えてあげよう。」って、私に言ってたのを思い出すと、
なんか、ちょっと微妙な気持ちになる。ほんとにこっちにメリットは何もないじゃん、っつう。
せめて控えめにうまくやってくれよ、と思うんだけど、隠すつもりもなく。
別にいいじゃんと言いたいところだけど、「なんだ、オフィスは恋人がいるとかいう理由で雇うこともあるのか」とか、周りに思われるのも、不本意。
熱意だけは伝えたけど、実際仕事してるかっつうと、週末は彼女とお外にお泊りしてるしね。言ったこと、やってねーしとか思ってしまう。
わたしとは真逆の性格で、そうだな、なんでもポジティブにとらえる優しいと言えば「優しい」人。周りに人が絶えない人。でも自分の意見を遠慮なく主張する人。
苦手な人。
わたしは、こういう人が本当に苦手なんだなぁ、と思ってしまう。
あぁ、過去にもいたな。自分の利益や幸せに一生懸命で、周りがどう思うかと言うことにすごく無頓着な人。
これって、妬みなのかなぁ。
「慎ましくできるだけ迷惑かけないように生きてるので、これ以上私から何かを奪わないでくれませんか?」
と思っているのは確かな気がする。
関わると、すごくなんだか自分がすり減ってしまうような。
「自分がいいと思っているものは、人もいいと思うはずだ」と、猪突猛進できる人とか、それによって、「それを良いと思わない人」の存在を簡単に排除できるような神経が、癇に障るというかね。
こういう気質を持っている限り、わたしはしあわせにはなれんのだろうかとか、思ってしまう。
いや、なるけど。っていうかべつに不幸じゃないけど。
彼らを厭わしく思うのは、他人の不幸に鈍感でいられること。でももっと言うと、それゆえに、その人が「不幸」になる可能性は低いということだ。
いつだって、自分が幸せじゃないと感じる時は、人の存在が絡んでいるものだろうから。
あぁ、やっぱり、苦手だな。