【感想・ネタバレ】魂の退社―会社を辞めるということ。のレビュー

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Posted by ブクログ

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響いた言葉がありました。それは、「今の世の中、困っている人がたくさんいる。ということは、その人たちを助けるための仕事なら、いくらでも作れる」というお言葉。本当ですよね。AIがどんなに進化しても、人は、相手が人じゃなきゃ解決できないことがたくさんあるということは、常々思っていました。それが確信になりました。ありがとう!

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2024年01月23日

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マイブーム・稲垣さんの本。退職を決めた時の話。しかし、こんなにザ・都会の会社員、バブル期の人って感じの消費三昧から、今のような質素な暮らしに転換できたもんだ。この本に書かれていたように香川で暮らしたのが大きいのか。挨拶をして人間関係を作り直そうとしているというのは見習うべきだなと思う。上下の余白が多くてすぐ読み終えられたわ。

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2022年03月07日

Posted by ブクログ

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日本社会とは、「会社員にあらずんば人にあらず」の国だったのである。と、退社後に語る。この言葉を非正規社員がどんな思いで目にしているのでしょうか。

明確な退社理由が無いとのことですが、やっぱり素敵な「会社員生活」を謳歌してきたことが伺われます。たとえ、出世競争に勝てなかったとしても。

必ずしも、「お金」=「幸せ」ではない、というくだりは、その通りだと思います。お金の心配だって、どっちみち定年になったら、有無を言わず、退社するんだから、単純に10年早い定年だと思えば…。その後の生活を、「我慢する惨めな暮らし」とみなすか、「お金を使わなくても豊かな幸せな生活」とするか。ですね。→それが身の丈のあった…。

正社員における給与以外の福利厚生は、手厚いものがあります。住宅手当、家賃補助、社宅制度、持家援助、通勤費支給(新幹線も)、厚生年金。企業年金、健康保険、健康診断、育児休業、介護休業、慶弔見舞金制度、教育支援、カフェテリアプランなど。退社によって失われるのは、給与やプライドだけでなく、生活水準だということを身に沁みます。(本書では記載が少ないけど)

最後に、失業手当について。失業保険が、就職活動をしている証拠がないと支給されないと、クレームを述べているが、それは間違いではないでしょうか? 実際には、①就職する希望がなくても、活動実績さえあれば(振りをすれば)支給される。②最終的に就職しなくても、期限までは支給される。③手当の原資となる雇用保険は、全額本人負担ではなく、企業側も負担しているから仕方がないのでは。④失業時の自動配布だと、きっと、保険料が上がってしまう、かな。必ずしも効率的ではないかもしれないけど、ただで貰えるものは…。

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2022年05月15日

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