【感想・ネタバレ】臆病な人でもうまくいく投資法 お金の悩みから解放された11人の投信投資家の話のレビュー

あらすじ

「お金に働かせる」ってどうするの?
毎月1000円からはじめる最も簡単な投資信託の活用法!

投資が趣味でも仕事でもない
“ふつうのビジネスパーソン”は、
どうやってお金をふやしているのか?

1人ひとりの投資事例を通じて
お金の知識と増やし方が学べる、
まったく新しい「お金の教科書」!

【著者紹介】
竹川美奈子(たけかわ・みなこ)
LIFE MAP,LLC代表/ファイナンシャル・ジャーナリスト。出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年FP資格を取得。
取材・執筆活動を行うほか、投資信託や個人型確定拠出年金、マネープランセミナーなどの講師も務める。
「1億人の投資信託」選定メンバー、「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)幹事、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」運営委員などを務め、投資のすそ野の拡大に取り組んでいる。
『新・投資信託にだまされるな!』『最新版!税金がタダになる、おトクな「NISA」活用入門』『一番やさしい!一番くわしい!はじめての「投資信託」入門』(以上、ダイヤモンド社)ほか、著書多数。

【目次より】
第1章◆投資信託を使った積み立て投資はなぜ、最適の資産形成法なのか?
第2章◆低コストのインデックスファンドを組み合わせて、世界に丸ごと分散投資する方法
第3章◆たった1本保有するだけで、簡単&手軽に国際分散投資ができるバランス型投信の活用法
第4章◆「非課税」という武器を最大限に生かす確定拠出年金を使った投資法
第5章◆自分が応援したい会社や事業を投資家という立場でサポートし、長期的なリターンを得る方法
第6章◆コツコツ投資を始める前に押さえておきたい7つのこと

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Posted by ブクログ

著者はシロートの資産運用について最も確実度の高い部類の投資法についてわかりやすく紹介し、定評のある方。胡散臭い評論家や、良心を押し殺して高齢者へ営業する大銀行マンも少なくない投資アドバイザーの中で、信頼できる一人。内容は投資信託を活用した長期分散投資の有効性を解説を序章に、実際に長期分散投資を行っている様々な一般投資家の実例を、解説を交えながら紹介しているのが本編となっている。インデックスの長期分散投資はすでにあらゆる紹介のされ方をしているが、このように個々の投資家の実際の投資について詳しく紹介するタイプは珍しく、大変参考になった。
いわば「2番めに読む入門書」としてオススメの本。他に投資本を著されている山崎元、橘玲、藤沢数希各氏のようなウイットと毒気を含んだ独自の文体(これはこれで魅力的だが)がある著者ではないのが、逆にシロートが解説本として、また実践本として読むには理解しやすいと言える。

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2016年11月25日

Posted by ブクログ

投資って何なの?危なくないの?
という、初心者向けに丁寧に書かれた1冊。
とても読みやすく、11人の体験談も書かれているので非常に楽しい。投資の方法なんて正解がなくて人それぞれですが、だからこそ他の人はどうやっているの?というのは気になるもの。

投資を始めようと思った経緯やどんな商品を買っているのか、なんていう本当に気になる部分が書かれているのがいいです。
それに「確定拠出年金」とか、「バランス型投信」とか、よく目にするけど実際どういうものなの?と気になることがわかりやすく書かれていて、自分の知識をきちんとつけるのにも役立ちます。

私も今はお金の悩みからは解放されていますが、今の自分の方法がベストだとは思っていなくて、随時見直しをしていきたいと思っています。
確定拠出年金だって、時期がきたら始めたい。
だからこそ、自分がやりたいことを実現させてくれる道具の1つである「お金」と、じっくり向き合うためにも本書はとてもありがたい存在です。

さて、本書を読んで改めて資産配分を決めたり、投資方針書を作ってみたりしたいなと思いました。何か支柱となるものがある方がブレなくて済みそう。
今の私の投資先は日本株にかなり偏っているので、これも見直していきたい。債券をあまり持っていないので、不況になると一気に資産を失いそうで危ういポートフォリオなんですよね。
個別株の売買はとても楽しいし、私はあまりストレスを感じないけど資産形成という意味では、一度立ち止まって方針を考えていくことがきっと必要。

本書は投資初心者に特におすすめですが、おすすめの投資本がたくさん掲載されているというのも理由の1つです。読んだことはないけど、名前は見たことがある本もいっぱい。早速探して読んでいきたいところです。

読み終わったら売ろうと思ってましたが、家に常に置いておいてたまに見返そうと思います。

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2016年10月01日

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