あらすじ
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蝶空寺嬉遊、桜月淡雪、美神二瑠主、名探偵たちは華麗な推理を披露してゆく。果たして、ミステリー作家・暗病院終了の怪死とパインハウスが秘めた謎は解明できるのか。そして、二〇〇六年七月十五日二十三時二十六分にいったい何が起こるのか? 真実は逃げ水の如く近づけば遠ざかる。「無駄ですよ。この事件、絶対終わりませんよ」。行け、ディスコ、世界がお前を待っている。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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Posted by ブクログ
「九十九十九」と「ルンババ12」と「愛媛川十三」。なんなんだっ?今までの舞城作品はこの作品のタメにあったんじゃないのかよオイっ!というくらい集大成的な作品だろコレ。結局何をしにパインハウスにきたんだ?ってなるくらい探偵達による推理合戦で読んでるコッチもディスコも忘れかけてしまうけど結局梢のためなんだよね。最後の方の怒濤の伏線回収は流石だなぁ。一見意味がないように見える推理の応酬は梢を助けるという目的を撹乱させるためのミスリード?なんだろう。いやしかしいいとこでおわったなー。いやまだこれからが本番か。
Posted by ブクログ
様々な探偵による推理がおわり、ようやくディスコが事件解決。
その直後、ディスコが時間や場所を一瞬で移動できるようになるまさかの展開!
無敵になったように思ったけど、ラストで梢が…。
下巻はなかなかエグいところから始まりそう。この話、どう終わるのか…!
Posted by ブクログ
上中下巻の「中巻」
≪あらすじ≫
『パインハウス殺人事件』を解決すべく
集結した名探偵がそれぞれ解答を導き出すもすべてがハズレ。
更には過去名探偵が係わった事件とも繋がりをみせ
名探偵の「九十九十九」(←JDCシリーズより)と
「ルンババ12」(←世界は密室でできている。より)
が登場!
≪占星術≫≪旧約聖書≫≪オーディーン≫≪ロボトミー≫・・・すべてが”水曜日”に通じ
ディスコは事件の謎を解決する。
すべては「空間の歪み」「意識の力」によるものであり
17歳の梢も≪17歳の梢の気持ち≫により生まれたものであり
『パンダラヴァー』事件の被害者の魂も梢のものであった。
そして「時空を曲げる」能力を身につけたディスコは
梢を護るため『パンダラヴァー』事件に足跡を残し
新たなる目的『パンダの双子誘拐事件』を捜査することになるのだが
そこに【黒い鳥の男】がディスコの前に現れる。