【感想・ネタバレ】羽生善治 闘う頭脳のレビュー

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Posted by ブクログ

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羽生先生が7冠を取り逃がした時や取った時の特集、羽生先生とどなたかの対談、羽生先生自身の執筆文書などがまとめられた一冊。
羽生先生の将棋感が随所に溢れ出ていた。

特に作家である朝吹先生との対談が面白かった。朝吹先生の将棋の見どころを読んで、だから、私も将棋が面白いと思うのか!っという感じだった。

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2020年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この本は音楽のリスペクト盤CDみたいなもので、ゴーストライターの入る余地は少なく、インタビュー、他棋士の寄稿、対談、エッセイなどを集めた本である。
 谷川浩司を目指し、森内俊之、佐藤康光、藤井猛、郷田真隆、深浦康市ら、ライバルと共に、盤上で闘い続け、様々な要点を掴む様が描かれる。
 対局は、勝負というより、棋力の向上、棋理の究明につながる事として指される。
 対談で、引退要因などを訊かれるが、どのような時と明言していない。同世代が盛りを過ぎるなか、彼の孤独な闘いは続くだろう。

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2019年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

羽生さんのインタビュー、対談などが収録されていて、色々な面から羽生さんを知れる。

羽生さんの前の世代の、人生経験が将棋の強さに影響するという考え方と、羽生さんからの、将棋は理論で割りきれるゲームだとする考え方の話が面白かった。
大山康晴先生が盤外作戦なども駆使するのに対し、二次会には行かないと言ったら頑なに行かない羽生さん。

また色々な本で見るけれど、インターネットの登場により、新しい手も一回しか使えない情報戦になったという話。本当に棋譜を知ってるか知らないかで勝敗が決することもあるそう。でもそれだけの膨大な棋譜があるのに、絶えず新しい手も生まれるというのは驚き。将棋がもっと海外でも指されるようになれば、さらに考えもつかなかった定石が生まれるだろうという話もすごく気になる。

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2016年04月16日

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