【感想・ネタバレ】愛するということのレビュー

あらすじ

人は人を愛する時、いつもどこかで本当の自分、飾り気のない自分をさらけ出してしまうのだろう。相手に見せたい自分、こんなふうに見てもらいたいと願う自分は、実は常に、中身のない、実体のない、ただの脱け殻にすぎないのだ――。愛の始まりから失恋、絶望、再生までを描く小池文学の決定版、本格恋愛小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

微妙な立場に経たされた主人公
自分の信念を貫こうとしていく。
全く別の人生訓を吐く男。
結末は,戦友意識の芽生えかもしれない。

0
2012年11月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ひとつの恋が始まって、
終わらせようとする時に
生まれる苦しみが
とてもリアルに、
いきいきと描かれていて
読んでいて息がつまるほど。

本当に人を好きになると、
こんなにも苦しく、
それこそが生きているということなのだ、
と、ひしひしと感じさせられる。

再生への過程もとてもリアルで
人の感情、感傷が
苦しい中で小さな光を
ゆっくりと見つけていくようで
読むよりも感じるような
小説だった。

0
2018年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ひとりの男(野呂)をいつまでも忘れられず、その男との付き合いを忘れないために新しい男と寝る女性の話。
最終的には野呂を忘れられるところまでいくのだが、一本まるまる野呂のことを忘れられないって話になっているのがある意味すごいと思った。

0
2015年07月14日

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