【感想・ネタバレ】しにがみのバラッド。 3巻のレビュー

和泉明日香 / ハセガワケイスケ

事故でお姉ちゃんを亡くしたエコ。双子の妹と義理の兄を残して逝った綾。2人で育てていた拾い猫ブルーと公太を残して逝った麻依。それぞれの生と死の狭間で、互いの想いをつなぐ死神・モモと黒猫・ダニエル。これは、そんな白い死神・モモのやさしくも哀しい物語――。

[ブクログ · ★★★☆☆]

初死神のバラッド。3巻で終わるのはちょっと物足りない感じ。え？ここで終わるの？と思った。
全巻通して、基本的にはダーク。儚く哀しいけど美しくて大切にしたい感じの作品だと思った。
死神の女の子が可愛い。喋る黒猫の使い魔は猫好きにはたまらない。
世界観も素敵でハマりました。
イラストはイマイチ。小説のイラスト担当の方が好きだった。
原作の小説も是非読んでみたいです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

落ちこぼれの死神が起こす様々な人の人生模様を短編形式で描いている。
死神とはいえ、人の死だけではなく、生までも見つめ続けているため、万年落ちこぼれ。
そんな死神が起こすお節介で、人生が良い方向へ・・・そんな物語。
この巻で終わりですが、小説などではまだ続いてます。