あらすじ
どんな仕事でもそうだが、ものすごく生産力のある、生産性の高い人がいる。1人で何人分もの仕事をこなし、ちゃんと期日内に完遂する。精度も高いため、顧客や取引先からの評判もいい。必然的に、その人は引く手数多の「人材」、いや「人財」となり、高い収入を得ることができる……と「言うは易し」だが、何をし、どう考えれば、そうなれる? そのヒントとして、本書の著者である三橋貴明氏にご登場願った。いまや三橋氏は、豊富なデータをもとに経済を多角的に分析し、未来予測、ニュース解説、政策提言などを行う第一人者と言っても過言ではない。また、各種メディアへ登場する一方で、著書を年に10冊近く出版し、ベストセラーとなる話題作も少なくない。さらに、その合間を縫って、国内外で講演や取材を行い、会員制勉強会も主宰……。まさに「驚異の生産力」。その秘密と哲学を、授業形式で初公開! ※【聞き手】たかまつ なな(お笑いジャーナリスト)
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Posted by ブクログ
対談方式の進め方で、経済の知らない側面を学ぶことができた。
人手不足の流れから賃金は勝手に上がって行く。
外国人労働者を入れるとそれが阻害される。
生産性を向上させる。
年金の負担もそれでカバーできる。
生産性を高める4つの投資 設備投資、人材投資、公共投資、技術開発投資
それが日本の経済力=モノやサービスを生産する力を取り戻すと同時にデフレ脱却につながる
Posted by ブクログ
タイトルどおり著者が生産性を向上させるために考えている(主張している)こと、取り組んでいることをお笑いジャーナリスト(ピン芸人)のたかまつななが聞き取る。
生産性とは、生産性を高める四つの投資(設備・人材・公共・技術開発)、経済学と抽象語、デフレ解消の必要性と公共事業の有用性、少子高齢化と雇用。
抽象語の雰囲気ではなく具体的な内容を吟味すること、道路交通網の整備推進、外国人労働力の受入規制など、著者の主張はぶれのなさを感じる。
公共事業と括るのではなく、渋滞解消のためのインフラ整備など、具体的に絞り込まないと箱物と批判される事業になるだろうこと、高齢者にも価値創造できる人は多くいるだろうことなど、別の意見も感じながら読んだ。
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