【感想・ネタバレ】従兄様の蜜なる策謀のレビュー

朝陽ゆりね / 蘭蒼史

来月、結婚解禁年齢の十八歳になるティアナ。父やクランティス家当主である伯父はティアナの縁談に必死な毎日。当のティアナは従兄のヘリオスを想っているのだけれど、ルビニア王国では、結婚はお家繁栄の材料なので、とてもその想いを口にすることができない。親が決めた相手に嫁ぐしかない。しょんぼりしながら喧々諤々やっている父と伯父を眺めていると、ある日、王太子の後宮入りが決まる。「ここでお世継ぎを産めばお家は安泰」、実の兄であるレギオンにそう言われて決意するものの、呼ばれたわりにはイマイチな待遇。悩んだティアナは王太子の親友であるヘリオスに相談してみることに。するとヘリオスは誘惑の仕方を教えてあげると夜のレッスンを始めて……王太子妃候補なのに、従兄とはいえ他の男性と結ばれてしまっていいの？

[匿名 · ★★★★★]

アレルギー反応

くるくる色んな事が秘密だったり騙しだったり。でも上手く繋がっていて面白い。やはり頭の良さが物を言う。蕁麻疹のアレルギー反応は笑える！！

[匿名 · ★☆☆☆☆]

ヤバイ

評価高くて読んでみたけど、これはちょっと…
まず、登場人物は頭が良いとされているけども、そんなことはない。ヒロインも勉強している風だけど、ちょっと足らない子。それを面白いと肯定する周囲に、同じくらい足らないヒロインの兄には痛烈にダメ出し。ヒーローの策謀は自分勝手で「頭の悪い女の子を言葉巧みに騙して身体を弄ぶ」状況にしか見えなくて、もう少し話し合ってあげて…と不満しか感想が出てこない。