【感想・ネタバレ】王子様症候群のレビュー

せらひなこ / 駒城ミチヲ

香蓮が初めて担当したのは官能小説家の綾小路史郎。エロティックなお仕事にドキドキするけれど、普段は真面目で優しい人。豪邸に住むセレブな美男子、エスコート上手――。まるで王子様みたいな先生に抱きしめられ、甘く囁かれたらトキメキが止まらない！「もう離さない。ずっと側にいてほしい」気付けば憧れの王子様が最高の恋人に!?大人エロスなラブストーリー！

[ブクログ · ★★★★★]

タイトルとかなりイメージ違ったような気もしますが、お話は好きです。
お相手の彼が官能小説家なだけあって、お話も少し官能ロマンスっぽい雰囲気。
純文学はあまり読んだことがないですが、ちょっと硬めの小説らしい口調とか、
表現のしかたをしてるエロも割と萌えるタイプなので好きですね。
大正軍人ものをきっかけに…っていうとなんとなくハードなイメージになりますが、
やさしい執愛というか、取りあげたら何しでかすかわからないけど、
与えられている限りは普通に溺愛くらいの感じかな。
カラー絵も2つあって、なりきりコスプレのが素敵で私は好きです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

本の内容以外、一切詮索禁止、な作家を担当する事に。

何者？　という先生ですが、主人公は早々に
実験（？）されてしまってます。
普通ここまでするか？！　な突っ込みも
これ付き合うか？！　という突っ込みもし放題。
わりとすぐに、これがどうしてこうなったのか、が
分かるわけですが…。
通常なら、上司はたぷたぷの刑です。

元上司は、もうちょっと考えて
行動するべきだった、かと。
分かりやすく、罰を受けてたのは良かったです。