【感想・ネタバレ】一緒にかえろう １巻のレビュー

矢直ちなみ

春は小学４年の夏休みに、詩緒と出会い好きになる。仲良くなる２人だが、詩緒は夏休みの終わりに引っ越してしまう。その後も文通で友情を育む。２人が１６歳の時、再会するが、男子と思っていた詩緒は女子だった。２人の新たな友情が始まる。

[ブクログ · ★★★★☆]

小学生以来の再会を果たした２人の女子高生。色気はないが男気のある春と、人見知りでどんくさい詩緒。うまくいかないこともあるけど、それでもやっぱり、「一緒にかえろう？」

そんな話なのに敢えて逸れた感想。
恋愛って４コマで読むのがちょうどよいのかも。
コマが限られている分、削られた場面によって想像力が掻き立てられる。間を読ませる・空気に語らせるから、甘く痒くなりすぎない。

フィーリングで表現すると、読んでてもきゅもきゅする。
（実は主人公２人ではなく、お調子者の伊藤くんが好き。あいついいやつ）

[ブクログ · ★★★☆☆]

昔の初恋の相手と再会したら実は相手は同じ女の子だった！という2人の幼馴染を中心に描いた学園物の作品。
表紙と第1話を見たらどう考えても百合でしょうこれは！と思ってたんだけど第2話以降ガツンと百合度が失速していったのは残念だった・・・。
でも、P.99みたいにチラチラッとそれっぽい描写はあったので今後に期待してますけどね！！
それぞれのカップルフラグが終盤であれ？！っていう方向に向いたので、期待できなくは無いはずなんだ。