【感想・ネタバレ】神様のソナタのレビュー

一ノ瀬かおる

ヴァイオリンの名手である翔子。しかし、彼女は嫉妬した友人達に真冬の天主堂に閉じ込められてしまう。気付くと翔子は10年後の世界に舞い降りていて…!? 時空を超えた恋と絆の物語。表題作他、まほろばの詩声、イパーシャなど読切全4編を収録。

[ブクログ · ★★★★☆]

古本やさんで何気なく手にとって、パラ読みしたら気に入ったんで買ってしまいました。「神様のソナタ」と「まほろばの詩声」は過去と未来を飛んでるところは似ているかなって思いました。

好きなのは「神様のソナタ」ですね。バッドエンドに終わるかと思ったら、また過去に戻って、その後の話になって・・・。巻末の解説にあるように、二人が生身で出会ったあとの話も読みたいなって思いました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

表題作が好き。でもなんだろう・・・流れというか、テンポがあまり良くなかったのかな。なんとなく読みづらくて、いまいち感情移入しにくかった。前作はそんなこと思わなかったのにな～
あとまほろばも地味に好きです。でも一番読みにくいと思ったやつ・・・

[ブクログ · ★★★☆☆]

作者さんの前作が好きで買いました。
絵の雰囲気が好きで、短編それぞれの設定とか世界観もわりと好みなのですが、なぜか読みにくいというかまばらな印象を受けました。

場面場面が先にあって、それを繋ぐのがいまいちというか……読んでいてなんとなく物足りないようなまとまらないような、そんな感じがしました。短編だからなのでしょうかね。

とはいえやはり気になる作家さんの一人なので、次回作も楽しみにしております！