【感想・ネタバレ】悲しみません、明日まではのレビュー

栗城偲 / 小嶋ララ子

夏休み直前、要の住む小さな町にやって来た優吾。無愛想な彼が胸中に抱える行き場のない悲しみや憤りに、誰にも言えない初恋を抱く要は共感を覚える。優吾の傍は居心地が良かった。けれど彼は、要が長いこと片想いする隣家の「兄ちゃん」の再婚相手の連れ子だった。要の想いを知った優吾に詰られ、嬲るように押し倒される。抵抗する要だったが、やがて自暴自棄になり……。

[ブクログ · ★★★★★]

要と優吾との出会いと要の想い人のお兄ちゃんであると分かるまではただお互いに一緒に過ごすのが楽な存在だったのが、バレた時に優吾が要を無理やりと事に運ぼうとして関係が変化していく所が良かった。
要は気遣いをし過ぎ、優吾は言葉足らずとお互いに不器用で。
でもそれがとてもいい味出していて胸がキュンとなりました。
男の人しか好きになれない要はノンケの優吾にいまいち踏み込めなくて。
でも優吾もちゃんと要の気持ちに答えてくれてホッとしました。

2人で自転車に2人乗りするシーン、アイスを食べながら交わす言葉とかが印象深いです。

SSは2作あり、2作目は4年後の優吾目線で素敵な恋人同士になれていたのも良かったです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

★2.5。いつの間にお互い好きになったのでしょうか？？Hするの早くない？

田舎舞台。隣のお兄さんに片想い中のゲイ受けと、そのお兄さんの結婚相手の連れ子攻め。

受けが義父に片想いと知って、いきなり強カンしようとする攻めにドン引き。そのあとなぁなぁに許してしまう受け…。納得できん…。
あと受け攻め以外のキャラが全然活きてない…。