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Posted by ブクログ
最初にアフリカに行ってからの続き。
ネコ肉屋のマシューマグと一緒にサーカスに参加。
動物の言葉が話せるドリトル先生。
一番楽な仕事はサーカス。
自在に動物たちに活躍してもらえる。
Posted by ブクログ
これは面白かった。
特にオットセイとの脱出行。
サーカスから連れ出すのも大変でしたが、海まで旅するのがもう大変なんてもんじゃあない。
人目をはばかっている+オットセイは歩くのが苦手=八方ふさがり。
そこでドリトル先生は女性用の服を買って、オットセイを病気で体調がすぐれない女性に変装させ、馬車に乗せることにします。
しかしそれが、逃亡中の凶悪犯が女装していると誤解され、警察に追われることになります。
うまく逃げおおせて、ようやく崖の上から海へオットセイを投げ込むと、妻を殺して崖から投げ落とした男として現行犯逮捕されます。
ドリトル先生が考え抜いた作戦が思いもよらぬ誤解を受けて、窮地に陥っていく。
この繰り返しが楽しい。
だけど、借金を返すためにサーカスに入団したドリトル先生は、お金が貯まれば貯まるだけ、困っている動物を救うために、そのお金を使ってしまいます。
ああ、いるよね。
ものすごく仕事ができるのに、現実対処能力のない人って。
またはやらねばならない事よりも、目先のやりたいことにすぐ掴まってしまう人。
アヒルのダブダブが家事全般を請け負って、どんなに苦労していることか。
彼女だけは、ドリトル先生のそばにいない方が幸せな人生をおくれるのではないだろうかと思ったり。
でも、ダメンズに引っかかる女性のようにダブダブは「悪い人ではないの。私がいなければ彼はだめなの」なんて思ってドリトル先生のお世話をしているのかもしれないな。
そう考えると、深い話ではあります。