【感想・ネタバレ】キミなんて好きじゃないのレビュー

花村イチカ

大好きな兄と離れて暮らす高校生の僚汰は、ある日、兄に似た親友の家庭教師・水野と出会う。
だが水野は初対面から僚汰を馬鹿にして笑う、兄とは似ても似つかない嫌な男だった。
その上、他に付き合っている人がいるくせに僚汰にキスをしてくる最悪なヤツで――!?

僚汰の兄・清野の恋人との甘い日々も同時収録

[ブクログ · ★★★☆☆]

★3.5
前回のスピンオフ。キヨノの弟編。好きなくせに中々くっつかない2人にジレジレ！攻めが臆病すぎ。受けの方が潔かったし初々しさ可愛かった〜。キヨノ編もちょっとあって嬉しかった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ふんわり甘いイメージのBLで思い浮かぶ作家さん。
「キヨノのこと」の清野の弟がメインのスピンオフでした。前作読んでなかったけど、何となく流れはつかめたので読んでなくても楽しめました。
清野cpのお話も収録されています。

大好きな兄に似てるけど性格はまったく違ってて、ひねくれててイジワルな水野に翻弄されてしまう僚汰がとってもかわいかったです。
高校生らしく恋愛になれてなくて、ちょっと子供っぽくて単純で、でも一生懸命に水野を好きになる子なんですよね。
水野もイジワルを装ってるのは、大切な人を作っても失った時傷ついてしまうのが怖いという臆病な気持ちからだとわかると、案外繊細で優しいのねと胸キュンに。

エロ的には、意外にも濃厚で場所を選ばずでwwごちそうさまでした。
好きな気持ちが止まらない…！ってやつですね。
気に食わない相手にハマっていく展開が面白かったです。