【感想・ネタバレ】恋の媚薬は紫の薔薇の香り～意地悪魔法使いと伯爵令嬢～のレビュー

嵐田あかね / 時計

誰が色魔で、淫らなけだものだ

不出来な弟子に師匠の淫靡なお仕置き!?
意地悪なセクハラ師匠×奔放すぎる箱入り伯爵令嬢×魔法……!?

社交界にデビューして二年。いまだ良縁に恵まれないアリソンは、昏睡状態に陥った姉を救うため魔術師の館を訪れる。出迎えたのは喋る執事猫に、怜悧さを湛えた美貌の主サフィール。彼を懐柔しようと惚れ薬を作るも誤飲してしまったアリソンは、依頼客に嫉妬を覚え、辱めのおしおきにすら官能を煽られる始末。魔法薬の恋はかりそめのもの…でもサフィールの意味ありげな優しさにときめきは止まらず……。

[ブクログ · ★★★☆☆]

普通の貴族のお話かと思ったら、魔法が存在する世界で、私的にはちょっと微妙でした。

サフィールの素性はお話の中で、たぶん彼が王子様なんだろうと思っていて、過去に出逢った話はよくあるけど、鳥になった王子様を助けてというのは意外な感じ。

ただ。。。
アリソンがかわいくないです。
イラストもそこそこなんですけど、動作や言動があまり好ましくなくて、なかなか読み進められませんでした。