あらすじ
夏の夕暮れに、テラスで飲むスプマンテ。凍るように寒い冬の夜に飲む熱燗。わいわいがやがやとした店内でほろ酔い加減のおじさんに混ざりながら、ぐびーっと飲み干すホッピー。お洒落して出かけたレストランで飲むキールロワイヤル。秋の夜長にひとりで飲む、こっくりした赤ワイン。お酒の場面は、いつでもこんな風にすぐに頭に思い浮かべることができる。リラックスした楽しい時間。私にとって、なくてはならないのが、そんな時間なのだ――。本書は、人気スタイリスト伊藤まさこさんが、いつも使っている酒器や道具、お酒にまつわるはなしとともに、ふだんの食卓のなかからお酒にあう49のレシピを紹介。ちくわの磯辺揚げには冷えたビール、日本酒には焼き味噌、赤ワインにはきのこのソテー、えびの黒酢炒めには紹興酒……。さて今日は、なにを飲もう? なに食べよう?
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Posted by ブクログ
お酒に合わせたおつまみの話だけ、と思いきや、気に入りのグラスやレストランの話などもあって、食べることへの拘りと喜びがよくわかって楽しい一冊。味覚のみならず、五感を使って豊かに表現されるから、どの料理もわかりやすくて美味しそうでたまらない。こういう系統を読むことで食べたり飲んだりした気になっているのだけど、さすがにこの本は『桃ワイン』が美味しそうで興味をそそられてしまった。体質上、飲めないのが悔しい。
Posted by ブクログ
素敵なお酒のはなしだった!
1話ずつの文量もちょうどよくて、すいすい読めた。
松本に行きたくなったのと、載っているおつまみやお酒を作ってみたくなった。レシピも簡単そうな物が載っていたので真似してみたい。
Posted by ブクログ
お酒好きの楽しく、ひたすら美味しそうなエッセイ。癒されたし、この本の組み合わせでごくごく、ちびちび、おつまみ作ってやってみたいと思った。最高✨
Posted by ブクログ
酒呑みエッセイ。
今すぐ試したくなるようなお酒の呑み方やおつまみが多数紹介されてて嬉しい。
寒くなったらヴァンショーを作ってみたい。
紹興酒はあまり得意ではないので、いつもスルーだったんだけど、調味料として使うのかぁ。目から鱗。やってみなきゃ。
写真や装丁全てが素敵。
わくわくの実用書。
Posted by ブクログ
ずいぶん昔に買って読んで、登録をし忘れていたようです。
何度か読み返し、作れる料理を作ってみました。
少し自分のレパートリーが増えたことに感謝します。
Posted by ブクログ
オトナの女性によるお酒のエッセイとレシピをオールカラーで紹介したお洒落な本。文庫とは思えないほど素敵で、丁寧な装丁。
著者の伊藤まさこさんは、料理や雑貨、テーブル周りのスタイリストとのこと。収録されている写真も全て著者自身の手によるものらしい。
ワインから日本酒、紹興酒とお酒好きにはたまらないエッセイとカラー写真付きのレシピの数々。禁酒している身には非常に辛い、美味しい本である。
Posted by ブクログ
この方、きっと丁寧に人生を過ごしているんだろうなぁ
仕事に追いまくられて、浴びるようにお酒を飲んで、ベッドに倒れこみ、翌朝目覚ましの音でベッドから引き離されて、また仕事に向かう私とは時間の流れ方が全然違うよね
Posted by ブクログ
おいしいお酒があると、おいしいものが食べたくなるし、おいしいものがあると、おいしいお酒が飲みたくなります。簡単なおつまみレシピと、おいしいそうなお店の紹介と、素敵な写真。それだけでもお酒が進みそうになる本です。
Posted by ブクログ
この方が本当にお酒好きであるのがわかりました。ちょっとしたことにこだわると生活が楽しくなるということを実践されてるようです。のっているレシピが美味しそうだし写真を見るのも楽しい本でした。