【感想・ネタバレ】小さな会社の幹部社員の教科書のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

どうりで社長が不満を抱く訳やと。

1.全体を見られない
2.オーナー社長は矛盾している
3.イエスマンに甘んじなくていい
4.戦略とマネジメントを支える「数字力」
5.思考力を鍛える努力をしていますか?
6.「中期経営計画」がつくれれば一人前

など。

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2016年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

"戦略・管理・マネジメント…その分野に携わるようになったら、読んで損はない一冊。
後半の数字の部分はちょっと苦手で読飛ばし気味になってしまったが、恐らくこれも自分に必要になってくるはず…
ただマネジメント方法に関しては、少し旧時代の固定概念を感じたので、これはカスタマイズしても良いかも。
総合的には、体系的に判りやすいものだったので、読んで良かった。


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◆小さな会社の幹部社員に求められるスキル
1)戦略的視点
2)マネジメント力
3)数字力

特に""数字""は、会計や簿記を習った事がないから…と敬遠する人が多いが、
「売上ーコスト=利益」という当たり前の構造だけ頭に入れておけば良い。
※利益を増やすには、売上を伸ばすか、コストを下げるか、しかない


◆管理職に必要な3つのスキル by ロバート・L・カッツ教授(スタンフォード大)
・コンセプチュアル・スキル(概念化能力)
 ⇒状況を大枠で捉え、問題の本質を見極める力
・ヒューマン・スキル(対人関係能力)
 ⇒人間関係を構築する力、相手の言動の分析・観察etc
・テクニカル・スキル(実務遂行能力)
 ⇒業務を遂行する力

上位の管理職に成るほどコンセプチュアルスキルが必要
下位の管理職はテクニカルスキルが必要

◆部長と課長には大きな壁がある
課長:会社の決めた事に従い、自分の持ち場をどう動かすかを考える
部長:会社全体の方向性に従って、部門の方針や目標を定め、実行するよう組織を導く
”How”を考えるのが課長、""How""も""What""も考えるのが部長


◆ちょっと有名どころの、良い話やエピソード

トヨタ自動車
⇒”なぜなぜ5回”を実践している。なぜ、こうなったか?2回、3回でも効果有るので良い

野村克也監督の言葉
「失敗と書いて”せいちょう”と読む」
⇒積極果敢にチャレンジし、失敗し、成長につなげることの必要さ


◆中小企業の幹部社員は、とにかく忙しい
戦略作りに充てられる時間は業務の3%ほど
たかが3%だが、されど3%

中期経営計画を立てられるようになったら、レベルアップの印
「中長期的なビジョンの実現に向けた、具体的な計画」
「市場と自社の現状をふまえて、ビジョンを実現する道筋を示すもの」
年度別に分解すると”単年度計画”、ここから”半期計画”、”四半期計画”、”月次計画”と細かくなっていく

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◆マーケティングの理論は、大枠を大雑把に使えるようになれば良い
・4P
・3C
・SWOT
・ポーターの戦略理論
・ランチェスター

経済指標になる数字は、ある程度把握しておく(すぐ引っ張れるようにしておく)


◆仕事はPDCAに始まり、PDCAに終わる
PDCAが回らない理由
⇒計画(P)が曖昧すぎて、実行(D)に移せていないから

特にマネジメントをする時は、部下の計画をチェックした方が良い
「P→C→DCA」で回していく癖付けをする

意識しないと回せない人が居るので、例えば週間計画表や反省フォーマットなどを使って、紙に落として行く
成績の良い人は何も無くてもPDCAが回せるのでこの発想が無いが、PDCAが欠如している人は多い


部下の”結果の数字”だけにこだわってはいけない

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2017年06月23日

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