【感想・ネタバレ】地域再生入門 ――寄りあいワークショップの力のレビュー

あらすじ

地域再生のためには、地域住民が内発的に立ち上がるしかない。ではそれはいかにして可能か。住民・行政・NPOの連携・協働の仕組みを理解した上での住民のワークショップが鍵となる。「寄りあいワークショップ」の技法を開発し、日本各地で実践してきた著者が、数多くの成功例を紹介。子供から年寄りまで、住民の誰もが参加し、連帯感をもってアイデアを出しあい、地域を動かしていく方法を伝授する。どこの地域でも、どのような立場でも役立つ地域再生の原理と方法の入門書。

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Posted by ブクログ

著者が地域再生で用い、実践してきた「寄りあいワークショップ」なるものの詳細を書き著した本だ。
第1章が分析ということで、
1なぜいま住民が立ち上がらねばならないのか
 ― 三つの逆風に抗して
2これまでの地域づくりの問題点
3現場にこそ答えがある

地域再生はあくまで、地域住民の主体的な意思を尊重し、行政は脇役でなければならなかったこのを、全国一律の手法、財政的支援スキームが続いてきてしまっていた。

第2章 理論
第3章 方法
第4章 実例
第5章 意味
 1住民の手で持続可能な地域づくり
 2地域経営の手綱を取り戻す
 3経済のグローバル化に見合うローカル化

というような内容であった。
とにかく、時間はかかるが、きちんと手順を踏み、地域の多様なメンバーを巻き込みながら、人材発掘・育成と辛抱強く取り組むしかないようである。

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2016年01月19日

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