【感想・ネタバレ】どうにもこうにも 3巻のレビュー

日下直子

進むべき道とは!? 鳴かず飛ばずの漫画家再生物語。 漫画家として芽が出なかった江藤まおは、地元の専門学校の講師となり漫画を教える日々。そこで生徒達から刺激を受け、また元漫画編集者で同僚講師・氷山の励ましもあって、久しぶりに投稿作を描き上げる。そんなまおや生徒達の作品を世に問うため、学生主体の漫画誌を創刊することを宣言する。果たして、編集者時代のコネを駆使してまで雑誌創刊にこだわる氷山の狙いとは…。そしてまおを待ち受けている未来とは!?鳴かず飛ばずの漫画家再生物語、ついに完結！

[ブクログ · ★★★★☆]

『どうにもこうにも』全3巻
読んだ。

表紙から想定もしていなかった、コメディ強めっぷり。
もがく人々の物語。

舞台は専門学校の漫画コースだが、その中でさまざまな人生を見せてくれる。富んでる。

ヴィオレッタが好き。元気でる。

[ブクログ · ★★★★☆]

挫折したマンガ家が専門学校の先生になる…という、
身につまされる感のある設定に惹かれて手に取ったんですが、
（僕はしゃべり手に挫折してませんけどね）
マンガ家を目指す人、導く人、本を作る人、
三者三様の想いがぶわっと詰まった作品になりましたね！
もちろん、実際の世界はもっともっと複雑でしょうが、
ひとつの「縮図」として、とても心に残る作品でした。