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Posted by ブクログ
この本を読む前のイメージは名前のインパクトがハンパない人だった。まんしゅうきつこというペンネーム…すごい。しかし、本を読んだら全てがぶっ飛んでいてハンパない人。凄まじい。というか、アル中怖い。アル中なんか、なりたくない。そう思わせてくれる作品でもある。内容も楽しくて、人気作家の理由がよくわかる。イラストのタッチとかユニークで好き。そして、内容もぶっ飛んでいて好き。Twitterをフォローしよう。
Posted by ブクログ
いつも参考にしているブログで紹介されていたので購入。元々、著者の運営していたブログ『オリモノわんだーらんど』をいつも見ていたので、そのノリで。
うーん、評価に困る本だ。。。いや、言わんとしていることは分かるのよ。彼女の表現力の高さ、面白いおかしく書くスキルの高さと相まって、面白い作品に仕上がっているのは事実。
だが、それでいいのかな、と。アル中=アルコール依存症のハードルをすげぇ下げたんじゃないかな、という気がしないでもない。
アルコール依存症ってのは、どこに被害が及ぶって、当人の周辺の人達なわけよね。家族や友人など。その人達の声があまりにも少なすぎるんじゃないだろうか、と。加えて、周囲の人に恵まれすぎている点もある。もちろん誇張しているところもあるのだろうけど、家族の理解は高い(ように見える)し、周囲の友人も著者の奇行を楽しんでいる(ように見える)。読んだ人間に「この程度なら」と思われてしまうのではないだろうか。
一番の問題は、著者自身が巻末の鼎談で言っているが、「私はむしろ「記憶を飛ばした自分がどんなひどいことをしたか」を聞くのが好きです」という思考である点かと。それはネタにしかならないよなぁ、と思う。そういう思考は僕自身好きだし、そういう人間になりたいとも思ったりする。が、本書においてはそれはマイナスなのではないだろうか。
結局、著者自身、それほど危機感がないのかもしれない。死んでないし、家族との別離もないし、夫も残っているし、仕事もあるし、友人も切れてないし。どこかで「まだ大丈夫だ」と思っているのではないだろうか。そう見えるだけ、なのかもしれないけど。
僕は周囲にアルコール依存症の人間がいたことはないし、それに近しいケースも知らない。が、こんなもんじゃないよねきっと、とは思う。
アルコール依存症になった先にある現実を伝えきれていない、という点で、本書は物足りなさを覚えるし、予備軍的な人々をミスリーディングするのではないか、という点で危機感を覚える一冊である。
単なる娯楽マンガとして考えたら、それなりに面白いのだけどね。
Posted by ブクログ
アル中ならではのイッてしまっている目の表情に狂気を感じた。巻末のご本人の美しさにびっくり。こんな人がおっぱい出したなんて…!
弟さんの厳しい対応に、家族の大切さも思い知りました。
Posted by ブクログ
まんしゅうきつこ先生のアル中話し。ブログほどの爆発力はなかったのが残念。。
端から見てる分には「こんな陽気な人がいたら面白い」と思える。乳出す話しと急にホステスやらさられたあげく爺さんにディスられる話しが秀逸!