【感想・ネタバレ】アル中ワンダーランドのレビュー

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購入済み

まさにアル中ワンダーランド

sg
2020年10月05日

圧倒的な世界観。
まんしゅう家の憂鬱とは異なるタッチで描かれた、アルコール依存症になったきつこさんの体験エッセイ。

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Posted by ブクログ 2019年11月02日

考え方がすごく真っ当というか、ズルさや他人を踏みにじったりしないし、そういう人だからアルコール依存症になってしまったのかなと思った。同じように器用に立ち回れないたくさんの人たちを、この作品は救っているのだろう。

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Posted by ブクログ 2019年06月23日

どうしてアルコールにハマったか、をもう少し深く書いて欲しかったかな、と思うけど
アルコール中毒の行動?思考がヒドイけど面白い。
当事者はちょー辛いんだろうけど、実際、当時はすごい辛かったと言っているし、全然笑えないんだけど、笑っちゃう。さすがです。

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アル中ワンダーランド

m.o
2016年11月23日

ちょっと前の自分みたいで笑った(笑)

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Posted by ブクログ 2015年05月02日

ブログが話題になってその内容も去ることながら、マン臭キツ子という強烈なペンネームに震えた。まさかその人がアル中になっていたとは。そしてその内容が凄まじい。自分自身アル中の気配を感じているが、それを認めたくないというのは皆同じらしい。自分の場合は家中の酒を飲む前に酔いつぶれてすぐ寝てしまうのでここまで...続きを読むの「エリート」ではないが、あすは我が身として肝に命じよう。文句なしに面白い名著。巻末の鼎談に載っていたまんしゅうさんは美人だった。

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Posted by ブクログ 2015年04月13日

お腹抱えて笑う描写が色々。しかし、良い弟さんだなぁ。
コラムの言葉、お金以上 に私は「人生の指名が欲しい」って分かる。。。。

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購入済み

匿名 2022年09月22日

周りにアルコール中毒の人がいないので、とても興味深く読ませていただきました。
お酒ってほんとうに甘く見てはいけないんだなと…

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Posted by ブクログ 2018年12月22日

 アル中に至る日々を悲惨に、だが淡々と綴ったコミックエッセイ。
 弟になじられるところとか、ヒサン。
 でも、どこか傍観者的な、諦観にも似た視点で描かれている。
 ・・・なんだろう、私以前アルコール依存症患者の担当だったんだけど、そのドライさにもうちょっと優しくすればよかったかもと思わされてしまった...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年12月18日

私小説みたいな漫画といえばいいかな。面白いけど、その面白さってどうだろうなぁ。という。本人はまじめに生きてるんだけどノーマルな世の中と噛み合ってない感じが面白い。とはいえ、客観的に描けているから笑えるのかも。生きるって大変。と思いつつ、アル中にはなるまいと決意を新たにする。

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Posted by ブクログ 2017年10月11日

母がアル中の父とめでたく離婚することが決まった記念に……
この漫画が悲惨な中にも明るさが前面に出ているのは作者が内向的な女性だったからなのかな。
男だと暴力的で手がつけられない(暴れる女性もいるけど)場合はどうしようもない。うちは包丁持って「殺したる」と弟に詰め寄り、警察沙汰になったじてんでアウトで...続きを読むした。数年断酒してたのに一杯の酒からひと月ほどで転がり落ちるように悪化、嘘や被害妄想が酷くなった。
父とは血のつながりがないので(元々性格に問題もあったし)いくら他人から薄情だと言われても、縁を切ることに躊躇いはない。その点、この漫画はキツいこと言いながらもかまってくれる弟がいることが救いではある。一度アル中になれば一生危なっかしくはあるので、ずっと付き合う家族にとっては笑い話ではないけど。

アル中がどんなものかよく知らない人はこれを読んで己を省みたり、酒量を減らしたりするきっかけになればいい。
現在アル中の人やアル中の家族がいる人には「こんなもんじゃない」って思うくらいライトな感じなので物足りない内容かと。

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Posted by ブクログ 2016年12月19日

こんなにつらいのに、こんなに自己評価低いのに笑いにかえててえらい!私には笑いにするにはハードル高すぎる。自分のこと客観視しようとがんばらないとできないと思う。

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Posted by ブクログ 2016年09月05日

著者がアル中になるまでとそこから脱出するまでの経緯や途中でのやらかしエピソードをマンガ+エッセイで描いた本。巻末には元アル中作家やほぼアル中確定の編集者との鼎談もある。
なお、マンガは表紙の絵と同タッチのものを期待すると大きく裏切られる。基本しりあがり寿タッチの絵が展開されると思っておいてほしい。
...続きを読むアル中になるまでとそこからの脱出が短いようにも感じたので、もっと悲惨エピソードを増やした方が、アル中の怖さがより伝わるのではないかと思った。
吾妻ひでおの「アル中日記」や西原理恵子(彼女自身はアル中ではなく、彼女の元夫鴨志田穣がアル中で、彼女はその被害者だった)のアル中関係のマンガ、書籍等と併せて読むとよりアル中の悲惨さが浮き彫りなると思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年03月02日

この本を読む前のイメージは名前のインパクトがハンパない人だった。まんしゅうきつこというペンネーム…すごい。しかし、本を読んだら全てがぶっ飛んでいてハンパない人。凄まじい。というか、アル中怖い。アル中なんか、なりたくない。そう思わせてくれる作品でもある。内容も楽しくて、人気作家の理由がよくわかる。イラ...続きを読むストのタッチとかユニークで好き。そして、内容もぶっ飛んでいて好き。Twitterをフォローしよう。

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Posted by ブクログ 2015年09月17日

ついついげらげら笑ってしまって暗くなる。

ブーメラン。
これは「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」でも同じことを思ったが、

本書は内臓に直接響くので。

小田嶋さんと中川淳一郎と鼎談していた。

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Posted by ブクログ 2015年07月26日

アルコール依存症は病気です。「不認の病」とも呼ばれます。マンガは面白くていいですが、酒害は恐ろしいです。お酒との付き合い方、考えさせられます。

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Posted by ブクログ 2015年06月21日

ウケた。アル中になってどうしようもなかったの、思い出して描いているので、実際をもっと酷くかったんでしょうね。他人が描くアル中のようすを見てみたいものです。

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Posted by ブクログ 2015年05月06日

自らのアル中とリハビリ体験にまつわる率直なエッセイまんがである。筆者は芸大卒でもあり作画のボキャブラリーは十分ある。ひどいペンネームなので購入ためらわれたが、メンタルが自虐的に振れたところからこのような名前を選んでしまったらしい。あまり教条的な描写ではなく、断酒時に「ちょっとだけ」飲酒に誘われてスリ...続きを読むップしてしまうような経験も率直に描かれている。戦後ならば無頼派文学に類するような表現になるが、少し前では吾妻ひでお、内田春菊などのマンガ、現在ではブログからこのようなエッセイマンガとして表現されるのだろう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年04月19日

いつも参考にしているブログで紹介されていたので購入。元々、著者の運営していたブログ『オリモノわんだーらんど』をいつも見ていたので、そのノリで。

うーん、評価に困る本だ。。。いや、言わんとしていることは分かるのよ。彼女の表現力の高さ、面白いおかしく書くスキルの高さと相まって、面白い作品に仕上がってい...続きを読むるのは事実。

だが、それでいいのかな、と。アル中=アルコール依存症のハードルをすげぇ下げたんじゃないかな、という気がしないでもない。

アルコール依存症ってのは、どこに被害が及ぶって、当人の周辺の人達なわけよね。家族や友人など。その人達の声があまりにも少なすぎるんじゃないだろうか、と。加えて、周囲の人に恵まれすぎている点もある。もちろん誇張しているところもあるのだろうけど、家族の理解は高い(ように見える)し、周囲の友人も著者の奇行を楽しんでいる(ように見える)。読んだ人間に「この程度なら」と思われてしまうのではないだろうか。

一番の問題は、著者自身が巻末の鼎談で言っているが、「私はむしろ「記憶を飛ばした自分がどんなひどいことをしたか」を聞くのが好きです」という思考である点かと。それはネタにしかならないよなぁ、と思う。そういう思考は僕自身好きだし、そういう人間になりたいとも思ったりする。が、本書においてはそれはマイナスなのではないだろうか。

結局、著者自身、それほど危機感がないのかもしれない。死んでないし、家族との別離もないし、夫も残っているし、仕事もあるし、友人も切れてないし。どこかで「まだ大丈夫だ」と思っているのではないだろうか。そう見えるだけ、なのかもしれないけど。

僕は周囲にアルコール依存症の人間がいたことはないし、それに近しいケースも知らない。が、こんなもんじゃないよねきっと、とは思う。

アルコール依存症になった先にある現実を伝えきれていない、という点で、本書は物足りなさを覚えるし、予備軍的な人々をミスリーディングするのではないか、という点で危機感を覚える一冊である。

単なる娯楽マンガとして考えたら、それなりに面白いのだけどね。

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Posted by ブクログ 2015年04月15日

こ、こんな読後感の漫画ある…?
1p目をめくって1話読み終わった後は「あれ、なんかこんな漫画なの?ひえー」ってまあ引くんだけど、恐る恐るページをめくって読み進めるといつの間にかひぃひぃ言いながら爆笑している。「何だこの漫画サイコーかよ!」とまで思う。しかし1冊読み終わった後だんだんのっそりと不安な気...続きを読む持ちが沸いてきて「もしかして、私もアル中かもしれない…」と思いはじめたら最後、その妄想に取り憑かれて何をやっても身が入らない。過去にやらかした酒席での失敗を思い出し昨日の酒量を反省ししまいには「そうか、私はもう二度とお酒が飲めないんだ…」と悟った気持ちになり涙まで出る。この感情のhigh&lowはまさに強い酒を飲んだ日の酔っ払いそのものである。怖い。もうこんな思いは懲り懲りだ。
この作者の自画像、どっからどうみても全然可愛くないし完全にヤバい人なのに何故だか不思議と親近感が持ててしまう。何故だろうと読みながら考えてハッとしたんだけど、これ…酒飲んだ次の日の鏡に映ってる自分ですね。とんでもなく似ている。この廃人はただのあの日の私です。

しかしどんなテンションでこの漫画描きあげたのだろう。昔、エッセイ漫画家が「なぜ女性漫画家が自画像をあんなに恥ずかしいくらいに美化するのかと思っていたけれど、自分で描いて見てわかった。自画像がブスだと描いてて楽しくないし画面が地味」というような話をしていて、ハアなるほどなあと思ったものだけれど、そういう次元を遥かに超えている。この漫画は、この画風は。

同じテンションでダイエット本とか禁煙本出してほしい。読んでるだけで15キロくらい痩せそうなやつ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月02日

アル中ならではのイッてしまっている目の表情に狂気を感じた。巻末のご本人の美しさにびっくり。こんな人がおっぱい出したなんて…!
弟さんの厳しい対応に、家族の大切さも思い知りました。

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Posted by ブクログ 2020年08月31日

さらっと描いてるけど現実は壮絶だったんだろうな、と想像できるのにもっと悲惨な内容を期待してた自分が嫌になった。隣の芝生は全部青く見える。

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Posted by ブクログ 2016年12月24日

いやあ、シュールだった...
実話とは思えないような、でも実話なんだな。
イラストでは随分とクセのある顔立ちしてるのだなーと思っていたが、巻末に本人の写真が...。
ああ、そっくりだ。
けっこう美人なのでビックリ。
自分は人付き合いの広い方ではないので、このような人は(少なくとも表面上では)いないが...続きを読む、こういう人が・こんな生き方をしているのだなあ...という、
特に勉強にはならないかも知れないが、ほんの少しでも珍しい生活の間接体験をさせて頂いて面白かったです。
はい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年08月15日

まんしゅうきつこ先生のアル中話し。ブログほどの爆発力はなかったのが残念。。
端から見てる分には「こんな陽気な人がいたら面白い」と思える。乳出す話しと急にホステスやらさられたあげく爺さんにディスられる話しが秀逸!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年04月24日

アルコール中毒毒白エッセイマンガ。主人公の目に生気がない。何かに溺れて破滅に向かう人間の目って腐ってるんだろうなと思ってしまう。アルコールから抜け出すまでがするっとし過ぎていて、(本当は色々あったんだろうけど)清々しすぎて、(だけど爽快とまでは言わない)重たくなかったのが好印象。コメントが操状態過ぎ...続きを読むて、ギャグを通り越している。ふう、やれやれ☆と語尾に星マークをつけたくなる。
弟ナイスキャラ。

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Posted by ブクログ 2015年09月16日

これは賛否両論になるのは必至の本。
評価する側は、おそらく依存症でない人(あるいは依存症を認識できていない人)で、お酒の失敗ネタが微妙に面白く、あるあると共感もし、その上女性の失態なので下世話な興味も満足させてくれるからだ。
一方で眉を顰める側、すなわち自身が依存症の人、依存症から辛うじて脱出した人...続きを読む、家族や周りに依存症を抱えている人にとっては、依存症をネタにし、しかも扱いが軽く、おまけに彼女の再飲可能性が極めて高いことが手に取るようにわかるからだ。
中島らものように、結局は破滅を受け入れる結果になるのか、あるいは再生を果たした小田嶋隆のようになれるのか、もし才能があるのなら、是非とも再生を持続していただきたいと願うばかりだ。

追記(自身のFBより転掲)
まんしゅうきつこ(他にろくでなし子・辛酸なめ子・腹肉ツヤ子・魔神ぐり子等・・・)という下品系ペンネームで話題、かつ書名の「アル中」に惹かれてに手に取る。
ブログが話題になり、「面白いものを書かなければというプレッシャー」から始まり、「対人・漫画・文章に対する恐怖心」からアルコール依存症となった体験をコミックにしたものだった。
内容は面白くもあり悲惨でもあり、自虐とは言えネタにすべきか疑問もあるが、中途半端な自称酒(呑み)のプロとしては、マスコミに弄られた挙句のスリップ(断酒した依存症の方が再飲し再発すること)の危険性を感じないでもない。くれぐれもご自愛を。
(「自分の心配をした方が」との天の声が微かに聴こえはする)

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Posted by ブクログ 2015年07月11日

話題のコミックエッセイ。はじめてのまんしゅうきつこ。
現実逃避から飲酒に走り、酩酊と失敗の繰り返し、自己嫌悪を経て医者に掛かり、立ち直るまでをかなりユーモラスに描いています。
女性視点で楽しく読んだのですが・・・ちと軽い(^_^;)
コミックエッセイって事もあるのですが、アル中関連は中島らもの小説や...続きを読むエッセイで何冊も、そして何度も繰り返し読んだので、どーしても比較してしまって・・・
アル中を知るには最適な本だと思いました。

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Posted by ブクログ 2015年05月04日

著者の名前を見たことがあり、どんなマンガを描くのかの興味で購入しました。
すごい絵柄ですが、重たい話を重たいなりに深刻になりすぎないように描かれている印象です。
この1冊だけでは、まだどんなマンガを描くのかよくわかりませんでしたので、別のマンガも読んでみようかと思います。

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