【感想・ネタバレ】砂冥宮のレビュー

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Posted by ブクログ

積読から引っ張り出したもの。

私の地元、石川県と学生〜社会人途中まで住んだ神奈川県を中心としたミステリー。
大変面白く読めたし、外出がままならないこの時期なので少し旅行?した気分になった。
こちらの地元の方言も違和感なく入り込んできて、内田先生さすが!って。

ただ。
私はこの本を読んでいて郷土の歴史について何も知らない事を知って、読みながら勉強にもなった。
戦火を逃れ、地震や台風の被害も今までほとんどなかった石川県に本書のような出来事が半世紀以上前に起こっていたとは。。。

相変わらず探偵ごっこ(テレビシリーズのセリフを借りるならば)が好きな浅見さんは今回も、あちこちに顔を出しては大活躍!最後の美味しいところを持っていかない人柄、嫌味のない人懐っこい性格、好きだな(笑)

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2020年05月26日

Posted by ブクログ

何故か紹介DVDがついていたので購入してしまいました。面白いなぁ。
えー、須美ちゃんまつさき泊まったの、いいなぁ。

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2015年12月18日

Posted by ブクログ

 人生初の内田康夫本。

 先月金沢に旅行にいったとき、金沢駅の書店で買った。
 
 内田康夫=スカスカの本というイメージを持っていたので、今まで読んだことはなかったが、読んだら読んだで、意外と面白かった。旅先の風土や郷土史なんかちょいちょい挟んでくるし、名所名産もわかるし、旅情ミステリーという分野の面白さがわかった。


 内容的には小松空港と自衛隊基地の建設当時の実際にあった反対運動に関わる殺人事件。
 謎解きは簡単過ぎて触れる気にもなれないが、たぶんこの2時間ドラマに収まるパターン化された単純さが心地良いんじゃないだろうか。


 最近、旅行に行くたびに、ここは寅さんも来たのかな?と気になるのだが、寅さんもパターン化した展開で季節の風物詩みたいな感じがある。内田康夫の作品もそんな感じなのかなと思う。寅さんのお決まりは失恋だけど、内田康夫のお決まりは殺人。ストーリー展開が読めるというのはいい部分もある。


 可能性は限りなく低いけど、もしかしたら死ぬ前にもう一度くらいは内田康夫作品を読むかもしれない。
 

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2017年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良くも悪くも無駄がないねー。
これは大事な布石か、と飛び乗ったのに、
全然本筋に関係ないじゃん、ただの横道っていう木の板かよ、
ズブズブズブーみたいなことはまったく無い。
(あ、はまってるのは泥沼ね。)
鉄板の安心感。

内灘闘争なるものは、全く知らなかったので、
気楽に読めたのかも。

そして、
浅見光彦の正体(?)がばれない、珍しいパターン。
たまには、これもありかも。

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2014年02月19日

Posted by ブクログ

久しぶりに浅見光彦読んだけどやっぱり面白い。作者はプロットを考えずに書いてるらしいがきちんと破たんが見えずに帰結するんだからすごい。ま、本当のミステリファンからすればあり得ないシリーズなんだろうけどね。とはいえ旅情、街の雰囲気、空気を書かせたら素晴らしいと思うのでこのシリーズは好きなのである。

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2012年07月09日

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三浦半島から金沢へ、素性がバレず、登場人物も多めの珍しい作品ですが、浅見光彦の真実を追うところは変わりません。

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2012年05月26日

Posted by ブクログ

珍しく印籠が使われず、ヒロインにもフリールポライターのままの光彦で物語が終わるという作品。
葉山~横須賀あたりの作品で土地に少し馴染みが…と思っていたらメインは石川。
「かほく」は先日出張で行くかも?という候補の場所だったので(別の人がいった)、行っていればイメージしやすかったなぁなんて思った。
生闘争は話題として身近ではないが、もし自分たちの時代がそういう雰囲気だったらば、自分はどういうスタンスだっただろうかなんていうことも思いを馳せる一冊だった。

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2011年11月27日

Posted by ブクログ

泉鏡花の「草迷宮」のモデルになった旧家の老人が石川県「安宅の関」で死体となって発見される。

ここ数年、自分が読んできた浅見ものは、公式には犯人がうやむやのまま終わるお話が多かっただけに、犯人に同情の余地なしの普通に逮捕されるエンディングは、少々がっかりともいえるし、ほっとしたともいえる。
あと、身分がばれて、手のひらを返すような待遇変化もなかったような。
最新の単行本は読んでいないのでわかりませんが、マンネリ打破ということでしょうかね。

「草迷宮」は、どうなったんじゃ?というか、何か関係あったのかい?と言いたくなるような読後感でしたが・・・

(2011/10/27)

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2011年11月05日

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ネタバレ

浅見光彦シリーズはなんていうか、ある意味もう鉄板で、毎回浅見と一緒に、事件にまつわる土地の歴史を学ぶ気持ちになる。そこが好き。

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2016年05月13日

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2月-7。3.0点。
横須賀から鳥取の砂丘へ。50年前の出来事が鍵。
相変わらずの浅見節。さらっと読める。
今回は賢兄との関係がバレず。

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2012年02月16日

Posted by ブクログ

私が勤めているカフェで、いつも本を片手にコーヒーを飲んでいる常連さんがいる。
いつも通り、何の本を読んでいるのかで会話をしていたのですが、「たった今、読み終わったから貸してあげる」と、この本を手渡された。

内田康夫の本は初めてでした。きっと、自分では手にとることのない本だったと思うけど、こうやって私の元にやって来たことに縁を感じます。

読んでいて、「浅見光彦!!」ってなりました。著者の内田康夫の名前よりも、浅見光彦という登場人物の方が、自分の中ではよく聞いた事がある名前でした。
そういえば、よくテレビ番組欄で目にしてたな~。ドラマは見たことないけどw

ストーリーはなかなかおもしろかったです。登場人物が魅力的ですね。
そして、金沢が舞台となっていて、私が昔行ったことがある「赤玉本店」とか、「内灘」とか、知っている箇所が何度も出てきて嬉しくなりました。
内灘の海水浴場は何度も行ったことがあるけど、過去に内灘紛争があったことなど知らなかったので、大変興味深かったです。

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2011年10月25日

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