【感想・ネタバレ】外資系コンサルの3STEP思考術のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

外資系コンサルの資料作成術に続く思考術の本。こちらの本の方がコンサルの実務の本質に迫っているような印象を受けた。
事実があり、それを整理して、分解し、比較して示唆を出す。これを繰り返すことで成果を出していく訳だけど、それが丁寧にステップを追って記載されている。特に事実の整理については本書の半分以上の紙幅を割いて説明されている。加えて、事実にはルール、ケース、結果があり、それの関係として演繹法、帰納法、仮説推定法の3つがあるとされている。演繹はルールをケースに当てはめて結果を導く。帰納法は各ケースの結果を見てそこからルールをつくる。仮説推定法は、結果からルールを導き出して、そのルールの正しさをいくつかのケースで検証する。このステップを繰り返すことでちゃんと考えて成果を出せるようになるという。
最後に、考える時間を長くとることが強調される。どうしても調査が終わってからとか、資料を読んでからとなって考えることが先送りされがちだが、そうではなくまず手元にある事実から考えて仮説を立てて、それを検証するというステップに変えること。そうすることで、社内やクライアントとも早期に議論をすることができるようになり、品質は向上する。要は他人の頭を使い始めるタイミングを早くできるということだと思う。自分ひとりで考えて成果を出せるのは天才でないかぎりやめた方がよく、凡人はちゃんと考える時間を確保した上で、他人のインプットを何回ももらってブラッシュアップしていくということなんだと思う。
時間を置いてまた読みたい。

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2022年01月02日

Posted by ブクログ

ロジカルシンキングの入門書だと個人的には捉えている一冊。問題解決のために問題を整理、分解し、打ち手を考えるための方策が紹介されている。未だにマスターしている自信はないが、少しでも身につけたい。

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2022年01月07日

Posted by ブクログ

外資系コンサルの3STEP思考術―どんな難問にも答えを出せるアタマの使い方
著:森秀明

相手にうまく伝えられないのは、そもそもきちんと考えていないからである。
仕事に必要なのは、たった3つのスキルで、それは整理、分解、比較である。

本書の構成は以下の5章から成る。
①整理、分解、比較のシンプルな思考術が身につけば、仕事はうまくいく
②事実をどのように整理すればいいのか
③効果的な打開策を導き出すために分解する
④メッセージを明確にするために比較する
⑤3ステップ思考術を使った仕事の進め方

コンサルであろうが、会社員であろうが今の時代、大なり小なり戦略的に物事を捉え、伝え、行動することは求められていたり、当たり前のようにやらなければいけないことも多い。

しかし、日常の中で体系的学べる機会は少なくなんとなくで積み上げている人も多い。

そんな人の復習本であったりこれから学ぶ人の導入本としても本書は活用できる。

学び行動に移すことができる良書。

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2017年11月26日

Posted by ブクログ

ロジカルシンキングの導入書として良い。特に、pp.106-114フレームワークの一例紹介は簡潔にまとまっている。ただし、内容は物事の表面を捉える方法論に過ぎない点に注意が必要である。事実(ファクト)の整理には、ベースとなるインプット(経験や知見)が必要と考えるからである。その記述は見当たらなかった。本書はアウトプット(発表や企画書)で悩んでいる中堅にとって参考になると思う。(一方、新入社員や若手は、先ず事実と向き合うことが大切であり、本書の方法論ありきとならないようにしたい。)

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2016年07月08日

Posted by ブクログ

20151108 前の本の延長で買ってみた。セットで役立つ本だと思う。どちらにしても実行して初めて意味のある本。手を動かすとこからはじめようか。

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2015年11月08日

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