あらすじ
晴れて若き俊英・ジークハルト大公の婚約者となったリゼット。王宮に引っ越し、結婚の準備を進める毎日。そんな中、ヴェルスハイム公国が属するロムルス帝国の皇女・メルシリアの滞在が決まり、リゼットは未来の公妃として初の公務に挑むことに。だが、大公の結婚に必要な教皇の許可が下りず、それどころか皇女とジークの結婚話が持ち上がり…? おてんば姫のシンデレラ・ロマンス♪
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Posted by ブクログ
シリーズ3巻で最終巻。
思ったより早い完結で驚いた。でも、あまり長く続くよりはいいかもしれないね。本編の内容や進み具合もこれぐらいでちょうどいいのでは。いつまでも結婚できないままではジークが可哀想すぎる(笑)
最終巻はなかなか結婚の承諾許可が下りないことにヤキモキしながら、皇帝の娘・メルシリアがヴェルスハイム公国に訪れ、その接待をリゼットが任されます。メルシリア皇女は一筋縄ではいかない性格をしてます。疲れるだろうなぁと思いながら読みつつ、商人のウァレンスにも若干イライラしつつ(笑)、ラストは申し分のないハッピーエンドです。領民たち、グッジョブ!という感じです。そして、リゼットはやっぱりリゼットでした(笑)最後まで彼女らしかった。まさに猪突猛進(笑)全巻を通して、ジークとのイチャつきっぷりよりも彼女が体当たりで様々な出来事にぶつかっていくシーンの方が描写としては多かったんじゃないでしょうかwwまぁジークもそんな彼女に惹かれたんでしょうが、もう少し甘い時間を過ごしている2人を見たかったな、と思いつつ・・・。