【感想・ネタバレ】【電子限定おまけ付き】 夜伽のいろは ～狛犬兄弟と花嫁～のレビュー

櫛野ゆい / 緒田涼歌

傷ついた２匹の犬を祖父の神社で助けた大学生の織也。その兄弟犬が和装の美丈夫となって現れ言った。「神様の花嫁になってほしい」。突然の話に戸惑う織也だけど期間限定で花嫁修業をすることになり、もっとも大切な修行が“夜伽”だと告げられる。最後の一線は越えないのに、タイプの違う双子、紅葉と楓からあらゆる快感の手ほどきを受けてしまい――？ 電子限定書き下ろしSSも収録! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

[ブクログ · ★★★★☆]

紅葉と楓と出会って、今までの常識を覆された織也。戸惑いながらも２人の存在を認めて、その２人が無事だったことを喜ぶ織也が可愛い。自分のことより２人や神社のことを考えているところを見ると、応援したくなる。自分がしたいことと、自分が見捨てられないもの、守りたいもの。何を取るのかを決めるのは難しかったと思うけど、悩んで決めたのだからみんなで幸せになってもらいたい。