【感想・ネタバレ】忘れられた夢のレビュー

六本木綾

通りがかりの少年の一言に「古文の先生になろう！」と決心したのは7年前。夢はかなったが余裕のない授業をする杉本先生。だが、いつもちょっかいを出してくる生徒があの時の少年だと知った時、彼女は変わり始めた…。「忘れられた夢」など5編でノリにノッてる初コミックス登場！

[ブクログ · ★★★☆☆]

デビュー作の「きみの瞳にうつのはひとみ」が収録された短編集。
「小悪魔の秘密」や「TROUBLE MAKER」にある、一見美人で大和撫子風なヒロインが、実はやんちゃ、という設定は、後の作品でも見かけるので、これが原点なのかも？
現在の短編にある切れ味みたいなものには欠けるものの、充分楽しめます。