【感想・ネタバレ】生物学者山田博士の聖域のレビュー

あらすじ

鈴木沙夜梨が会社の先輩の結婚式で出会ったのは、「山田博士(やまだひろし)」を名乗る男。彼はどこか浮世離れした人物で……。こじらせ文系女子とへなちょこ理系男子の恋の行方は?

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Posted by ブクログ

面白そうなタイトル『生物学者』とコミカルな表紙に、気になる要素がたくさんです。理系、不思議生物溺愛、登場人物もかなり個性的でちょっとした謎解きもある、緩く笑えるストーリーでした。(笑)
金沢が舞台となっていて、不器用でちょっと変わった大学の生物学専門教員の山田博士と、雑誌社に務める彼女の鈴木沙夜梨さん、山田くんが溺愛する不思議な生物(まくらさん)が登場する、ちょっと不思議でほのぼのとした雰囲気があります。
山田くんと鈴木さん(さよりさん)が交互に物語を語っていく作りになっていて、小君良いテンポで笑える軽さがいいです。(笑)後半は中二病のようなところが多くなりますが、、;
200ページ程で読みやすく、気軽に読めるのもいいですね。ゆる〜く笑って楽しめました。
続編もあるので、続きも読もうっと。(笑)

(後日の追記です。カバーをつけていたためか、寝ぼけていたためか、、読む順番を間違えてしまったようです。上の感想は次巻のものになりますが、面白さはそのままなのでこのままにしておきたいと思います。m(._.)m)

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2025年02月05日

Posted by ブクログ

読書録「生物学者山田博士の聖域」3

著者 松尾祐一
出版 角川書店

p29より引用
“そして彼らは結婚式に参加する男の作法に
ついて教えてくれた。すなわち祝いの席では
厳粛さを示す黒いネクタイをしめ、新郎より
華やかであってはならないために髪の毛は一
週間前から洗ってはならず、また双方多くの
戚の子供が参加することを想定し、これに
対応するために両ポケッツの中にはポッキー
等の菓子を満載にしておくのが礼儀だと教え
てくれた。”

目次から抜粋引用
“四角い空から落ちてきたもの
 変な虫とは誰のこと?
 柄ではなく私の事を褒めてください
 押してはならないスイッチを
 辿り着くべき場所”

 石川県金沢を舞台とし、理系男子と文系女
子の恋模様を描いた、長編小説。
 職場の先輩の結婚式に出席したが、諸事情
により全く知らない人たちの席に座ることと
なった、主人公・鈴木沙夜梨。自分の名前と
結婚について考えながら、右隣を見てみると、
結婚式にはあからさまにおかしな格好をした
男が座っていた…。

 上記の引用は、主人公・山田博士に対する、
友人たちのアドバイスを記した一節。
友人が結婚式で彼女を見付けるかも知れない
からといって、こんなアドバイスをするのは、
いかがなものでしょう。付き合う友人はよく
選んだほうがいいですね。
 出てくる登場人物が、大体濃い方々で、楽
しく読み進められます。なんだか少し、ファ
ンタジーな要素もあって、不思議な雰囲気の
作品です。

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2019年03月05日

Posted by ブクログ

ミステリと恋愛小説の要素が少しずつ入った、よく分からない雰囲気。理系の変人さは面白い。
2016/3/15

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2016年03月15日

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