【感想・ネタバレ】生物学者山田博士の聖域のレビュー

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Posted by ブクログ

読書録「生物学者山田博士の聖域」3

著者 松尾祐一
出版 角川書店

p29より引用
“そして彼らは結婚式に参加する男の作法に
ついて教えてくれた。すなわち祝いの席では
厳粛さを示す黒いネクタイをしめ、新郎より
華やかであってはならないために髪の毛は一
週間前から洗ってはならず、また双方多くの
戚の子供が参加することを想定し、これに
対応するために両ポケッツの中にはポッキー
等の菓子を満載にしておくのが礼儀だと教え
てくれた。”

目次から抜粋引用
“四角い空から落ちてきたもの
 変な虫とは誰のこと?
 柄ではなく私の事を褒めてください
 押してはならないスイッチを
 辿り着くべき場所”

 石川県金沢を舞台とし、理系男子と文系女
子の恋模様を描いた、長編小説。
 職場の先輩の結婚式に出席したが、諸事情
により全く知らない人たちの席に座ることと
なった、主人公・鈴木沙夜梨。自分の名前と
結婚について考えながら、右隣を見てみると、
結婚式にはあからさまにおかしな格好をした
男が座っていた…。

 上記の引用は、主人公・山田博士に対する、
友人たちのアドバイスを記した一節。
友人が結婚式で彼女を見付けるかも知れない
からといって、こんなアドバイスをするのは、
いかがなものでしょう。付き合う友人はよく
選んだほうがいいですね。
 出てくる登場人物が、大体濃い方々で、楽
しく読み進められます。なんだか少し、ファ
ンタジーな要素もあって、不思議な雰囲気の
作品です。

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0
2019年03月05日

Posted by ブクログ

ミステリと恋愛小説の要素が少しずつ入った、よく分からない雰囲気。理系の変人さは面白い。
2016/3/15

0
2016年03月15日

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