【感想・ネタバレ】死神と銀の騎士 6巻のレビュー

イロノ

【希望を託して、未来を繋ぐ―――。】
亡きアスターの姿に化けた死神に、根城へ侵入されたシアンたち。そこでエレナを見た死神は、ある衝撃の事実を告げる。そしてついに紐解かれる200年前の真実。全ての悲劇を断ち切るため、シアンたちは死神との最終決戦へ臨む…。切なき、ダークファンタジー感動の最終巻！
（C）2017 Irono

[ブクログ · ★★★★☆]

最終巻。死神を倒せば死神に作られたシアンたちラルヴァも一緒に消えてしまうというのはやるせなかったけど、転生の話に救われた。ご都合でも何でも、皆大切な人と一緒にいられる時間が短すぎたし、平和な世界で幸せになってほしい。出てこなかった他の皆もそれぞれ巡り合って笑ってくれてたらいいな。アスターとローザだけでなく、ブライトとライラにも子どもがいたらいいよね。できれば、ウェシルとレムリアもまた兄妹として転生して、穏やかな人生を送ってればいい。しかし、ユリシスめっちゃ好みだったので、出遅れたせいかあまり語られなかったのがちょっと残念…。