【感想・ネタバレ】お母さんのイライラ解消・感情の整理ができる本のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年01月19日

・ママに重要な極意は「『自信』をもって、『一所懸命』『ヘラヘラ』すること」ということ。
1)自信・・・自分の能力を信じるという気持ち。偉そうにすること、だれかに尊敬してもらうことではない。
2)一所懸命・・・「人からみてカッコよく、きちんとちゃんと育児していること」ではなく、「しょせん自分は新米ママ...続きを読むなんだから、どんなこともヘタクソなんだから、一つひとつ学ぶしかないよね」という姿勢で目の前の子どもと一緒に人生を歩む覚悟をもつこと。大事な根幹は「毎日、大切に生きる」という姿勢をママが忘れないということ。
3)ヘラヘラ・・・がんばりすぎず、自分を追いつめないことたまには追いつめるくらいがんばることは人生で大事だが、がんばりたいのなら、その対極である「ゆるめること」も上手にできなくてはいけない。ママが「心のバランス」を保っているかどうかは、子どもが心身ともに成長していくなかで、大きく影響することでもある。ママの日々の行動が、子どもの未来をつくる。まずママが、今日、幸せでなければいけない。

・専業ママと働くママ、子どもにどっちがいいのかなんて科学的な根拠はひとつもない。ママがツラくなってしまうのは、子どもにとってもよくないこと。専業ママも、働くママも、みんなステキなママに違いない。

・今の私って幸せ?それとも幸せじゃない?幸福について考えることが大事。幸福度は自分でコントロールできる。幸福感の構成要素の内訳は50%が生まれ持ったもの。生まれ育った環境が幸福度に関係する割合はわずか10%。残り40%は毎日の習慣によって作られる。日々の習慣は自分で作れる。幸福度の40%も自分でコントロールできる。

・「ありがとう」の反対語は「あたりまえ」。「ありがとう」や「ありがたい」が幸福度を上げる言葉なら、反対語の「あたりまえ」は、幸福をかんじさせにくくする言葉ということになる。

・子どもを感情的に叱ってしまったあとはツラい。でも失敗しても、「だいじょーぶ、だいじょーぶ」と前向きになってみよう。ママの失敗は子どもの栄養になる。ママがもっていたいのは「挽回力」。ママが失敗をどう挽回して、もとの元気な姿に戻るのかというプロセスを、子どもに見せられるいいチャンスともいえる。子どもの失敗にもおおらかになって、プラスになる解決策を提案してあげたい。

・ママたちが疲れを感じやすい「魔の5~9時」を乗り切りたい。そのストレスを乗り越えるためにまず「自分の心をゆるめてあげること」。そのために必要なのは「今の状況を客観的に把握する」こと。家事でも子育てでも、一番大事なのは「しっかりやること」ではなく、「楽しむこと」。

・人と自分を比べて落ち込んでしまうことは「ある」。比べて落ち込むのは悔しいから自分の栄養にしよう。「OK。私は負けている。じゃあ、今後どうしたらいい?」とプラスの方向に気分を切り替えていく。人にはみんな凸凹の個性があるのが当然。「人並み」なんて「幻」。

・笑顔のママでいたいから「思い込み」なんかで傷つかない。典型的な4つのストレスとその解消法。
1)「べき思考」(完璧思考)→「あ、『べき思考』で事実を大げさにとらえているな」という考え方のクセに気付くこと。
2)どうせ思考→笑顔で堂々と。姿勢を正し、笑うフリをするだけでも人は前向きな気持ちになれる。
3)大げさ思考(絶対~、みんなが~)→「ものごとを大げさにとらえる考え方のクセは自分にマイナス」。
4)読心思考(~に違いない)→勝手な想像でイヤな気持ちなったら私が疲れちゃうだけ。これは私の思い過ごし。被害妄想はやめよう。」と考え直すだけで不快はぐんと減る。

・ストレスがあるほうが寿命が長くなる。ただしその条件は、ストレスを感じても、それを「学びのチャンス」「自分の成長になっている」と思うことができた人。ストレスそのものが悪者ではなく、それに負けない考え方ができるかどうかがカギ。

・しあわせを引き寄せてくれる魔法のことばは「ありがとう」。

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