【感想・ネタバレ】宵巫女の愛舞【イラスト入り】のレビュー

あらすじ

神島久則は自動車メーカーのサラリーマン。実家は離島の神社で自身も神職の資格を持つ。年に一度の大きな祭祀、例祭で、久則は妹の代わりに巫女をしなくてはならなくなった。例祭の夜、巫女は神様を迎えるための本拝殿で一晩過ごす。そこへ現れたのは、なんと会社の同僚、池森彰威だ。本拝殿へ足を踏み入れた男には神が宿る。古い言い伝えを信じた久則は、意を決して池森と…。ただ一夜の出来事を忘れ去りたい久則をよそに、池森は会社でも積極的にまとわりつくようになって……!?

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解決してなくない?

なんか想像していた設定と違いました。
伝奇のように神秘性を持たせた物かと思いきや、めっちゃ普通の日常系みたいな設定。つまり俗っぽいです。ただ、主人公の実家が島では由緒ある神社だってだけ。そこに期待して読み始めると私のように肩透かしをくらい、終始冷めた目でしかみられなくなるでしょう。
そもそも、いい歳をした男(主人公)がそんな事を本気で信じこんでいたとか笑い話にもならない。「ばっかじゃねーの?」が関の山。
つまり、設定・粗筋からして無理があったんですよ。よくこんな作品で金を取ろうと思ったものです。コメディなら笑えるけど、シリアスでやるから駄目なんですよ。編集者も作者が提示した粗筋と系統の相性も解らないとか終わってるでしょ。

さて、妹さんのお話。どう考えても話し合ったくらいじゃ収まりそうにないと感じるのは私だけじゃない筈です。
あの婚約者の剣幕・執着は絶対に凄惨な事件(一家皆●しとか)起こしそう。どう考えても主人公の実家詰んでますって。
無理に決めた母親は責任の重さを理解しろよ!
愛娘があんなに「あの人怖い」と嫌がっていたのだ。婚約者という立場上、最も接点があった娘の言う事だぞ!?これは何かあると思えよ!
もう、本当にこの母親は毒親ですわ。
もし、妹がこんな男と結婚させられていたかと思うとガクブルです。
でも、このあと絶対修羅場だろって所で話が終わってしまうので、物凄くモヤモヤします。

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2018年02月24日

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