あらすじ
炎上芸人、芸能界一のクズ芸人……等々、不名誉な数々の異名を持つ人気お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓さんが初めて綴った「どんなに嫌われても、そこそこの成功をつかめる」「厳しい社会をしたたかに生き抜ける」処世術! 12年間誰にも相手にされなかった受難の時代をやり過ごし、日夜浴びせられる罵詈雑言やSNS炎上騒動にも涼しい顔で切り返しながら、生き馬の目を抜く芸能界で粘っこく、したたかに、半笑いで生き延びてきた“クズ”ドランク鈴木さんの仕事論、人生哲学を完全収録。学校や会社など不確実&不安定な現代社会での人間関係や仕事、そして生き方に悩む若者たちにこそ読んで欲しい、稀代の嫌われ者が贈る「人に嫌われない」「人生をしくじらない」ための32のエッセンスです。撮影:岡本武志 イラスト:大塚さやか 主婦と生活社刊
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おもしろい
難しい言葉でなく鈴木さんの言葉で、わかりやすく、そして身の丈以上の表現はせず書いていて、クズの誠実さを感じました。変に結論めいたこと言わないのも、ほんとに誠実だと思ってます。
すごく、おもしろかったです。
印象に残ってるポイントは、人間は、感情。という主張。これは心底同意します。セールスでもビジネスでも礼を欠く人、信頼できない人は成功できないと思いますが、根底は、人間は結局感情のいきものなんだと思ってます。
バラエティは台本があったとしても間、テンポ、声の大きさ、相手との流れ、空気、アドリブ、そのアドリブが流れに即しているか、もしくはそのアドリブからがらりと流れが変わって更に爆発しても共演者全員そこに乗っかれる、など、ものすごい信頼に成り立っているんだろうな、と思っていたので納得でした。
そして、来た仕事を断らない。求められてる事を全力で目の前の人(スタッフさんなど)に応える、という考え。置かれた場所で、とにかくその場だけ誠実に、(を繰り返す)をわたしもモットーとしてるのですごく共感しました。鈴木拓、かっこいい。