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巻末『おまけ』まんが
この巻末まんがを読む為に今までのお話があった。
決して『おまけ』ではない。
「もっと困って下さい」
もう愛しさしかない。この、困っている京の顔が一番好きです。
京を困らせて焦らせて、要らん事を考える暇が無い位に惑わせて欲しい。
二人の幸せを願うと共に、秋山さんと葉介くんも負けない位の幸せを手にして欲しい。
読ませて頂き、ありがとうございました。
Posted by ブクログ
4巻で終了する。
高校1年の時に両親を事故で亡くして、壊れていた蝶子。
そんな蝶子を引き取ったのは遠縁の小説家である京。
共同生活を始め、徐々に壊れていた蝶子は復活しながら。
実は京も壊れていた。
そんな京に蝶子は恋心を募らせ。
京は小説を書き発表。それは蝶子に対しての想いだった。
蝶子は祖父と二人暮らしだったが、祖父が体調を崩して入院。
その実、病名は癌。
京には整という兄が居る。
整の父の後妻に京の母が嫁いだ。
が、京の本当の父親は京の祖父に当たる人。
所謂異母兄弟。
離縁した後、実家に戻った京の母は暫く後に亡くなる。
京が酷い言葉を放った翌朝だった。
それから京は壊れていった。
大学時代の友達に、伊織という女性を紹介された京は母を重ねる。
そして、闇に落ちて、壊れていく。
再度立ち直るにはやはり蝶子がキーとなる。
蝶子は縋る京の手を振り切って電話に出ると、祖父が亡くなった事を知らされる。
が、京は縋った手を離されて落ちてゆく。
そこへ『文士の会』会長唐沢がカツを入れに来る。
同じく、蝶子へのアドバイスも。
そして京と蝶子は二人で歩む事を決意して。
何気にその 闇 が凄いカンジで引き込まれる。
その闇は誰にでもある。
それをマジで受け止めてしまうと、どんどん闇に飲まれる。
ヤバいよ。
それを知っている人なら、尚更この作品はとんでもない作品だ。
暗い で片付けてしまったら、この作品の良さが分からないと思う。
闇に飲まれて冒されて、這いつくばった人には十分泣けて来る話し。
ちなみに。
4巻に番外編とオマケマンガ載ってます。