【感想・ネタバレ】溺れる彼の恋心のレビュー

義月粧子 / 須賀邦彦

飲食店に勤める一哉は交通事故で腕に怪我をし、初めての恋人に手酷く振られ、惨めな生活をしていた。寂しさを埋める為、男だけが集まるバーに向かった一哉は、知りあいの竜二に声をかけられる。地味で後ろ向きの性格の自分とは違い、華やかな容貌で経験豊富な竜二の誘いに心惹かれ、家までついていく。しかし、失恋したばかりなのに、すぐに別な男に惹かれる自分が節操のない人間に思え、二度目の竜二の誘いを断るが…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

[yurichitian20 · ★★★★★]

読み返したくなる

年上で攻めの中華料理人×自分に自信のない受けのイタリアンの料理人
最初はどうなるのか、って読んでいたら
後半から潰れかけたイタリアンの店を立て直す仕事に打ち込む自信のついた大人になってた
中華やが惚れなおすくらいに

＃アツい

[ブクログ · ★★★★☆]

「アリバイ」リンク作

[初出]　
溺れる彼の恋心――2000年～2001年 同人誌「CAMP14・15・17」掲載作「きみのために朝食を」を改題・改稿　
溺れる彼の私生活――書き下ろし

[ブクログ · ★★★★☆]

中華屋さん×イタリアン屋さん
主人公自身が思い悩む様に、失恋したてで別な人にひかれるってどうよって思わないことも無い。
が、一哉、一生懸命なんでそこはスルーしよう。
ちょと、自虐的に自信の無い性格もイラッとくるけど、ちゃんと成長してしっかりしていくし。
書き下ろし短編のHは、あんまり好きじゃない。ああいうプレイ（と言うほどでもないが）が好みの人は楽しめるかな。
全体的に、一哉はいい子で頑張ってるのが好感が持てて、面白かった。