【感想・ネタバレ】王太子からの甘美な求愛 ～贖罪は淫らなキスで～【SS付】【イラスト付】のレビュー

芹名りせ / 御園えりい

伯爵令嬢マリレーヌは亡き母のため栽培していた薬草を、今も丹念に育てていた。そんな貴重な薬草を黒い外套の青年に荒らされてしまい、叱りつけ手を上げるが、その青年は、次期王位継承者のレオポルド王子だった!! 宮殿に呼びつけられ、なぜか豪華な部屋に滞在することになったマリレーヌは、非礼を詫び、罪を償いたいと申し出る。しかし、レオが与えた罰は、口付けと淫らな愛撫だった。罰のはずなのに、優しい指先の甘美な痺れに身体は悦んでしまい――!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

ほぼあらすじどおりでした。
マリレーヌが大事に育てていた薬草を荒されてしまい、手を上げた相手は王太子のレオポルド。その後城に呼ばれたのは、その不敬を咎められるためと思い込んで、レオポルドにはそんな気がないのに、罰をお願いしちゃってます。

レオポルドが薬草を求めているのは、好きな相手のためだろうと思い込み、すれちがっていきますが、最後は誤解も解けてハッピーエンドって感じで、王道な感じでした。