【感想・ネタバレ】日本が戦ってくれて感謝しています アジアが賞賛する日本とあの戦争のレビュー

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Posted by ブクログ

ジャーナリストとして世界各地を飛び回り、自衛隊幹部学校講師や大学の非常勤講師なども勤める著者。

第二次世界大戦で日本が目指した着地点を、「侵略した」と言われるアジア各地を歴訪し、現地の人と交流しながら纏めあげた書。

正直、驚きの連続。

インド、南洋諸国、台湾、マレーシアで如何に日本人が歓迎されていたか。それは日本の進めた戦が侵略などというものではなく、西洋諸国の蹂躙から東洋を解放し独立を目指すための戦いだったことを現地人が雄弁に物語っている。

この事を露ほども知らない日本人は、罪だ。終戦後のGHQによるWGIPによって自虐史観を刷り込まれ、戦前日本人が持っていた世界観、日本の西洋、東洋における役割を見失ってしまった。

日本人必読。歴史の副読本にすべき一冊。

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2021年01月09日

Posted by ブクログ

何故、韓国/北朝鮮/中国が日本を敵視するのか?
何故、国連は戦後70年以上にもなるのに日本に対して敵国条項を解除しないままなのか?
何故、日本は開戦に踏み込んだのか?
大東亜戦争の本当の歴史を知ることで現在の日本の置かれている立場や状況を理解することが出来るんではなかろうかと大東亜戦争に関する歴史を勉強するようになって、早数年ですが、その一環で辿り着いた書籍でした。特亜3国以外の国々が我が国に対して抱く印象や感情を知ってとても良かったです。もちろん全ての人々が同じ気持ちだなんて思ったりはしませんが、それでも台湾/マレーシア/インド/パラオ/フィリピンなどで日本軍がどんな目的でどう戦い、何を残して来たのか…よく分かりました。決して負の側面がなかったとは言いません。けれど彼国々から寄せられる親愛の情や感謝の気持ちを知って、感激しました。
現地の方々や著者が語る言葉を噛み締めて、日本人として大事にしなければならないモノを気付かされた気持ちになりました。この本を読んで良かったです。

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2019年02月24日

Posted by ブクログ

涙が出るくらい嬉しい本。素晴らしい。良くぞ書いてくれた。全日本人、特に政治家は読むべき。学校での教材にしてもいいと思う。

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2015年10月19日

Posted by ブクログ

【コメント】
戦後教育では教えられない、大東亜戦争中の先人たち
の姿を垣間見ることができる。

*** 先人たちの痕跡を探して
著者が大東亜戦争の舞台となった地域を訪ね歩く。
現地の人々の声に耳を傾け、史跡に触れていくなかで、
先人たちの姿が見えてくる。

先人たちが残した痕跡はあちこちに残っていて
それは現地に残る言葉だったり、現地人が
先人を偲んで歌っている唄だったり。それから
台湾では、神様として祀られている人がいたり、
教育勅語の教えを守り続ける学校があったり…
当時東洋一だったダムを作って食糧事情を
改善したエピソードもあった。
そして、驚いたのが当時を懐かしむ台湾の
おじいちゃん達が、今の日本人以上に日本人らし
かったことだ。ここにも先人たちの面影が見える
ようだった。そんな彼らは、歴史の記憶を忘れひたすら
頭を下げ続ける日本人を、歯がゆく思っているようだ。

*** 他に読んだ本と考えあわせて
戦後の残留日本兵について記した
「残留日本兵 - アジアに生きた一万人の戦後 」や
アメリカの兵士として戦った日本人たち
「二世兵士 激戦の記録: 日系アメリカ人の第二次大戦」
とを考えあわせても、誠実で一致団結してことに
あたり仲間の為には自己犠牲にもなる日本人像が
浮かび上がってくる。東日本大震災で海外から
賞賛された日本人そのものであるように思うのである。

【内容】
第二次大戦の敗北により、不本意にもアメリカの歴史を
押し付けられ、戦後の日本人は戦後教育により本当の
歴史を知るものがいなくなっていった。
そんななか、歴史認識について日本は、メディアが
垂れ流す中韓の誹謗中傷にさらされている。

*** そんな筈はない!
そこで著者は、先人たちが祖国のために戦い散って
いった地(インド、フィリピン、パラオ、台湾、
マレーシア)を訪れ、現地の声や史跡に触れていく
なかで、本当の歴史が見えてくる。

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2014年03月13日

Posted by ブクログ

またそんな本読んでる?とか言われそうなタイトルの本ですが(笑)それは偏見です。読んでみればわかります。国ごとのエピソードがあり今までさんざん聞かされてきた話ではないもうひとつの側面が展開されています。これを読めば右翼であるとか戦争推進派、戦争礼賛派になるというのはまったく見当違いです。光が当たってこなかった側面に光を当てている。これらに触れることは悪いことではないと思う。少なくとも今知らされている話は偏っている。右に傾くとか言う以前の問題。

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2017年12月18日

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僕自身の不勉強のため、この本の内容が真実かどうかよくわかりません。
ただ、これまで、日本が太平洋戦争に突入した理由について、今ひとつピンと来ていなかったのが、この本を読んで、納得できるレベルが上がった気がします。

いつの時代も、日本の政策の裏には、その時代で最も優秀と考えてよいブレインがいるはずであり、そういう人たちが戦争を選んだからには、戦争突入に何らかの合理性があると考えたはずです。
そのあたりのことが少し理解できた気がしました。

安易な戦争反対(というよりは武力放棄に近いかも)や戦争賛成に向かわないためにも、こういった本の存在は意味があると思います。

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2016年07月11日

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戦争はよくないに決まっているが、歴史に目をそむけてはならない。そして間違った歴史認識をしてはならない。

感謝されているかどうかは別にして、日本が行ってきたことをきちんと知るべきだ。

パラオにまで行って戦っていたんですねー。パラオの国旗を見て、また感慨にふける・・・

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2014年04月26日

Posted by ブクログ

この本に書かれていることを丸々信じるわけではありませんが,少なくとも大東亜戦争の真の姿はここに書かれてあると思います。すべての日本人に読んでいただきたい一冊です。

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2014年04月07日

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日本の戦後教育って何だろうという視点を与えてくれた。韓国などの歴史教育と比較すると、やはり日本の教育に問題があるのではないかと思う。

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2014年02月28日

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アジア諸国への、戦史探訪の旅日誌であり、当時の日本軍の振る舞いを知る人たちの証言集になっている。日本の戦争の大義名分がアジアの解放であったので、現地住民にとって歓迎ムードは当然かも知れない。ただ、日本軍人の勇敢さ、秩序ある行動、現地住民との親睦などと、自分たちの解放のために戦ってくれているという想いが重なったとはいえ、日本に対するこれほどまでの良い印象が語り継がれているのは驚きです。非常に偏っているので、これらの意見が本当にアジアのマジョリティなのか、逆に不安になる一冊です。

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2014年01月18日

Posted by ブクログ

アジアは中国、韓国だけじゃ無い!と言う筆者がインド、パラオ、フィリピン、台湾、マレーシアを歩いてそこで見た日本軍のしたことを再確認する本。 確かに日本軍はシンガポールで華僑の虐殺ををしたかもそれないが、それはイギリスに味方するマラヤ共産党に属する中国人。 
シンガポールにはその記念碑があるが、ある面、シンガポールの現政府もマラヤ共産党と戦いをしていたことを前、リークワンユーの自伝で読んだことがある。ASEANの国は日本が英米を打ち破ったことが独立運動に繋がっている事に非常に感謝していることを日本人は忘れているようだ。 マレーシアの前の首相であるマハティールが村山首相が50年も前の戦争について謝罪を何時までしているのかと言ったことがやはり印象的である。
マレーではマレー人は日本軍は一人も殺していないという話も印象的であった。
そのようなことを日本の学校で教えないのはなぜなんだろうか・・・
考えさせる一冊。

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2013年12月15日

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日本とアジアの関係についてとても勉強になった。
日本が戦って、感謝されているのがすごく意外でした。歴史認識が変わった

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2013年11月07日

Posted by ブクログ

井上さんは熱いね。熱いと言うか、優しい。
これまでこう言う視点に触れたことがない人には是非読んでほしい。
ただ、日本が戦争に突き進んだ一番の目的はアジアの解放ではなかったと思うし、特攻がそこまで戦果があったとはとても思えない。

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2018年11月11日

Posted by ブクログ

日本は絹産業以外には、固有の産物はほとんとも何も無いのです。彼らは綿が無い、羊毛が無い、石油の産出が無い、錫が無い、ゴムが無い。その他実に多くの原料が欠如している。そしてそれら一切のものがアジアの海域には存在していたのです。もしこれらの原料の供給が断ち切られたら、一千万から一千二百万の失業者が発生するであろうことを彼らは恐れていました。したがって彼らが戦争に飛び込んでいだた動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのです。(マッカーサー、1951年)
→自衛戦争という側面もあった。

東条英機首相は、大東亜戦争の緒戦からインドの独立を唱えていた。だからこそ、急進的なインド独立の闘志チャンドラ・ボースとも意気投合し、彼を高く評価していたのだ。
→チャンドラ・ボースと東条英機はインドで英雄。

終戦までの10ヶ月に特攻隊は約4千人。米軍の戦死者は1.2万人、重傷者は3.6万人、300隻の船が撃沈破。

軍人は最後の最後まで過早の死を求めず、戦うのが務めというものだ。務めを果たすときは、誰でも鬼になる。まして戦じゃけん。鬼にならんで、できるものじゃなか。(ペリリュー島の中川大佐)


諸国から訪れる旅人たちよ、この島を守るために日本軍人がいかに勇敢な愛国心をもって戦い、そして玉砕したかを伝えられよ。(ニミッツ提督)

高砂(台湾)の兵隊は、忠誠心が強かった。ジャングルの生活に慣れた彼らは日本の兵隊に食べさせるために必死で食糧を探したんです。そしてその途中で高砂の兵隊が餓死したことがありました。それも両手に食糧を抱えたままね。日本の戦友に食べさせるものだから自分は手を付けずに餓死を選んだんですよ。戦友愛。横井さん、小野田さんのあと、終戦29年後に出てきた最後の日本軍人は、スニヨンという高砂族。

自分の国をも愛せない人が、どうして他人や他の国の人を愛せるだろうか。自らの祖先を敬い、親兄弟を愛し、そして、そうした人々が幸せに暮らす祖国を愛してこそ、世界の人々を愛せるのだ。

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2016年08月13日

Posted by ブクログ

米英、中韓以外の視点からみた、第二次世界大戦における日本の戦いの評価。

戦勝国側、生き残った側からだけの評価だけが採用され、多の側面については、一切評価しないのは、日本の歴史のお家芸なのではないかと思う。
それでは、中韓以外のアジア諸国との日本の関係は、説明しきれないと思う。

戦争は戦争、日本国内を含め各地で凄惨な場面があったことは否定しないが、アジアの民族独立について、日本の戦争が果たした役割も否定はできないと思う。

米英が作ってきた歴史については、いまのアラブ地域をみればどういうことか、語る必要すらあると思えない。

本書を読んだ母親が、子どもの頃聞かされた話と同じだといったことは気になった。そのようなプロパガンダの中心となり、旭日旗を社旗にもつ新聞社が、そのような過去を総括することもなく、中韓にすり寄り媚を売り続ける姿は、非常に醜い。

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2016年01月12日

Posted by ブクログ

かなり右に偏った書き方に驚く
しかしこれも、いやこれが日本の姿
家族愛、と同じ文脈の上で愛国心を認識することになぜ違和感を覚えるのか、それは教育にあり、報道にあり、負けを悪としか認識できない私たちのひ弱さがある
なぜ私がこの本を手にとったか
国際化社会の中で叫ばれる祖国のことを何も知らないのは日本人だけという恥ずべき状況に対し今一度自らの価値観で日本を学び直してみたいと思ったから
自分の生きる国、生かしてもらってるこの国のことを知らないのが恥ずかしい

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2014年08月02日

Posted by ブクログ

私たちは,戦後教育によって間違った歴史認識を植え付けられている。我が国の歴史に誇りが持てないような内容を教えられてきたのだ。反日国家は中国と韓国だけである。日本が「侵略した」とされるアジアの国々がなぜ親日なのか。真実を教えるべき時に来ている。

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2014年07月13日

Posted by ブクログ

第二次世界大戦は、白人に支配されたアジア諸国の解放を目的の一つとしていた。経済封鎖により、日本は自衛戦争をせざるを得なかった。この二つは、矛盾するテーゼである。どちらかを詭弁として受け止めざるを得ない。正解は前者だろう。

私は愛国者であるし、白人支配や自虐史観、というよりもGHQによる罪意識扶植計画や、抗日的な活動には感情的にも嫌悪感を感じる。しかし、この著者、井上和彦さんは、立場を選び過ぎたが故に、反対派の声が届かぬようだ。アジア諸国解放は、戦争における作戦上の詭弁だ。日本には、他国を構う余裕はないが、少しでも味方を増やしたい。石油補給路を速やかに確保したい。同じアジア人という利点を活かしたい。戦時に、植民地を増やしても経営できない。だから、大義名分として使っていた美辞麗句に過ぎない。その中には、軍規乱れず情の通った部隊もあったろう。しかし、現地人からの徴発もあったし、狼藉を働く部隊もいた。

自衛のためというのも、どうか。なぜ、経済封鎖をされたのかを考えなければいけない。アメリカ様が欲しかった満州に手を出したこと。白人のみに許されていた帝国主義を真似たこと。つまり、外交上の自滅である。そして、そこには、世界的な金融危機。軍部の暴走。アヘン利権。時代のムード。財閥利権。コミンテルンのプロパガンダなど、複雑な要素が絡む。かくすれば、かくなるものと知りながら、やむにやまれなかったわけではない。だとすれば、護国に命をかけた人たちが報われない。左翼思想からの脱却は当然。自虐史観からも脱しなければいけない。しかし、外交上の進め方や、利権の暴走については自省が必要であるし、健全な国家批判を許容すべきである。

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2014年04月05日

Posted by ブクログ

若干作者の意見と合わない部分もあるが,大方は納得できるものだった。歴史とは「勝者の歴史」に塗り替えられるものなんだな…と思った。フィリピンの戦争博物館に展示された日本軍の医療活動を伝える写真と,サンチャゴ要塞内にある600人の虐殺行為を伝える碑など,対比して読めるので面白い。

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2014年01月31日

Posted by ブクログ

著者の思い入れが若干強めで、そこにちょっと距離を置いてしまった。その思い入れのせいで内容が薄まってしまっているのが残念。個人的には既知の事項が多く、大満足とはならなかった。とはいえ、アジアは日本を慕ってくれている「事実」は存分に知ることができるので、まだ自虐史観に染まり切っていない若者や女性には、特に読んでもらいたい。特に台湾の章は自然と涙が滲んだ。

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2013年12月14日

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