【感想・ネタバレ】テキサスの恋 スプリング・アンコール Iのレビュー

ダイアナ・パーマー / 松村和紀子

『ドルー・モーリス』ジェイコブズビルの開業医ドルーは、亡き妻を愛しつづけ、その思い出のなかに生きていた。やがて気づかぬうちに仕事だけが生きがいとなり、怒りっぽくいやな人間になっていったが、そんなドルーのもとに、受付係としてキティ・カースンが現れる。地味だが健気なキティに、ドルーも心を開くようになるが……。
『大富豪と淑女』スキャンダルに飢えたマスコミから逃れるため、レスリーはヒューストンからジェイコブズビルにやってきた。大学時代の友人が救いの手をさしのべてくれ、彼のいとこマット・コールドウェルが経営する、大企業の秘書として採用してもらったのだ。だが顔を合わせるなり、マットは冷たい目でにらみつけてきた。
＊現在、配信中の『大富豪と淑女』と一部内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。

[ブクログ · ★★★★☆]

『ドルー・モーリス』
ドルーとキティ。

『大富豪と淑女』
マットとレスリー。



どちらも最高に面白かった！

[ブクログ · ★★★★☆]

レスリーに冷たくするマット・コールドウェル。いつ事情が分かって後悔するかと思いながら読みます。好きな作品です
『ドルーモーリス』コルトレーンの同僚の医師と看護婦のお話。
ベティニールズをめざしてみたDパーマーみたい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

2作品収録
原題：Drew Morris　「ドルー・モーリス」
原題：Matt　Caldwell:Texas　Tycoon　｛大富豪の淑女」

ダイアナ・パーマーさんの本はまだ数えるほどしか読んだことがありません。テキサスの恋はシリーズになっているそうですね。だからかな？登場人物がヒーローとヒロインだけではく、しっかりとした柱となっていて、違うシリーズも読みたくなってしまいました。

私は、マンガで「大富豪と淑女」を読んで、原作を読んでみたいと思い入手しました。

「ドルー・モーリス」では、ドルーの年齢はわかりませんが、キティは24歳。ドルーはそれよりもずっと年上ですね。若い彼女に負い目を感じながらもひかれていくドルー。ドルーのほうがその態度からよっぽど子供に見えました（笑）。

「大富豪と淑女」のマットも自分という人間が容姿にも金銭にも恵まれている故に、モテモテ人生を歩んできたから、自分が恋をしていることに、まったく気が付かず、このイライラは何だ？？とイライラをレスリーに当たるという、これも何とも子供チックな愛情表現・・・。恋多き大人だったのなら、もっと大きなやさしい心で最初からレスリーに接してあげて欲しかった。でもレスリーの健気で芯の強い性格がすばらしい。彼女あってのマットだな（笑）。