【感想・ネタバレ】砂漠に乱れる歌姫と王子のレビュー

天条アンナ / くく維きゃん

砂漠のオアシスで大商隊(キャラバン)を率いる美青年・ファリドに見初められた村娘・リラー。王都への旅の夜、得意の歌を披露すると、唇を奪われ……。「お前の歌には色気が足りない」優しく衣を開かれ乳首を弄られると甘い喘ぎが。「もっと可愛い声で鳴くんだ」恋人として過ごす蜜月で知った意外な真実。彼が大国の王子様!? 驚くリラーに「これからもずっと傍にいてくれ」と熱く抱いてきて――。

[ブクログ · ★★★☆☆]

王位継承権のためにお金を稼ぐ旅をしているファリドと、村の窮状を訴えるために都に行きたいリラー。一緒に旅をするうちに惹かれ合うよくある設定。邪魔は入りますけど、それほど驚くこともなく、ファリドの正体もすぐに予想はでき、予想外の展開にはなりませんでした。

また、ちょっとイラストが好みじゃなかったです。きれいなんだけど、幼すぎるというか・・・。リラーはまだしもファリドがイメージと違い過ぎて、挿絵では子供にしかみえなくて、ちょっとがっかり。やっぱり、イラストって大事だって思いました。