【感想・ネタバレ】まぐろ土佐船(小学館文庫)のレビュー

あらすじ

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土佐のマグロ船は、一攫千金を目指し七つの海を駆け巡る。世界の港に立ち寄りながらマグロの大群を追い求めた海での800日には、自然と人間の織り成す壮大なドラマがあった。大漁の喜び、沖での孤独、暴風雨との闘い、濃密になる人間関係、そして常に死と隣り合わせの航海の厳しさ……男たちの熱い物語を、3度の航海を経験したコック長が優しさあふれる視点で描く。第7回小学館ノンフィクション大賞受賞作品。

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Posted by ブクログ

漁船もの小説。
著者が本当にマグロ漁船に乗り込んで書いているので迫力満点。
(ちなみに読んだのはマンガ版なのですが・・・)

これを読むと、淡青丸なんてチョロいと思えてくる。
海洋関係の研究者は必読の逸品。

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2009年11月23日

Posted by ブクログ

コック長から見たマグロ船の事実。一日十数時間に及ぶ過酷な労働,数百日に及ぶ漁期は心身を消耗させる。併せて死と背中合わせの危険,にも関わらず,漁獲制限,資源保護・減少による不安定で報われない報酬…。マグロ船の実情を余さず描く傑作だ。たまの寄港や食事,日常の交流などささやかな楽しみの描写がホッとさせる。カツオ命,マグロ(赤身専門)っ食いの僕が知りたかった土佐船のリアル教えてくれた値打ち本。十数年前の小学館ノンフィクション大賞受賞作,前々から気になっていた本だったが,やっと読めた!

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2016年12月01日

Posted by ブクログ

この本は古本屋で3回くらいみかけた後、買いました。最初見たときから「いつか買って読むな」とは思ってたのですが。男の世界です。まぐろってこんな大変だったんだ。

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2009年10月04日

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